<第四陣参加記録> マロニエハイキングクラブ 小池修司
7月9日(土)宇都宮市富谷地区市民センターを午前4時に出発し、震災地である石巻市北上町のJA石巻支店に8時過ぎに
到着した。前日現地入りしていた宇都宮ハイキングクラブの吉岡さんと合流し、ボランティアを行う現場へ向う。
作業現場は北上川河口の北側に面した田んぼ(河口から3キロ程度上流)でした。現地では、前日現地入りしていた
宇都宮ハイキングクラブ(3名)、野木山想会(6名)の皆さんや当日、我々より前に到着していた東京労山の
太田ハイキングクラブ(26名)がボランティアを開始していました。
一帯は津波で流れ込んだガレキ(家財、車、その他のあらゆる物)が散在していました。地元労山の方々から作業手順を
お聞きし、バール・スコップ、ガラ袋、一輪車を携え一列になっていっせいに作業を開始しました。天気は快晴、
真夏の炎天の下でのガレキ撤去作業は、こまめに水分を補給し休憩をとりながら続けられ、午後4時頃終了しました。
それぞれの担当区域では、田んぼのガレキが撤去され、重機による作業が容易な様に道路と田んぼの境界にガレキが
山積みされ、ガレキの山があちこちにできました。
作業終了後、各会共近くの道の駅にあるお風呂で汗を流し、宿泊地の水沼東部構造改善センターへと向かいました。
ここは山麓に位置していて津波の被害はありませんでした。夕食は、本日一緒にボランティア作業を行った
約50名の方々と地元労山が用意してくださいましたカレーライスやお惣菜を頂きながら、震災に遭われた石巻労山の
会員の生生しいお話や各県連や各クラブ代表の紹介や交流が行われました。
7月10日(日)食後マイクロバスで前日と同じ場所へ移動、作業を開始しました。ただ、被災した田んぼは広範囲に
わたり、我々の作業区域はほんの一部・・・。何かやり切れない気持ちを抱きつつ作業を終えました。
道の駅で入浴後、帰りに石巻港が一望できる高台にある日和田公園に立ち寄り、壊滅状態にある石巻港を遠望して帰路につき、
特に渋滞にあうことなく無事富谷地区市民センター到着しました。
|
|
<7月8日>石巻市川北上町橋浦地区の「田んぼ」にて、先着した野木山想会と宇都宮HCの9名によるガレキ撤去ボランティアを行う。
*写真をクリックすると大きくなります。
|