第6期楽校 有志卒業山行〜立山〜

〜雪山総合実技、残雪の立山の楽しい思い出〜

日時:2009年5月3日(日)〜5日(火):参加者16名(講師含む)

◆1日目「5月3日(日曜日)雄山登山」
 ・天候 :小雨から晴天
 ・コース:石橋P⇒岩船P⇒太田IC⇒立山IC⇒室堂P・・・室堂山荘・・・・一の越山荘・・・雄山・・
       ・・一の越山荘・・・室堂山荘(泊)

◆2日目「5月4日(月曜日)真砂岳〜別山〜雷鳥沢登山」

◆3日目「5月5日(火曜日)下山」
 ・天候 :曇り後雨
 ・コース:室堂山荘⇒立山IC⇒太田IC⇒岩船P⇒石橋P

   
 第6期ハイキング楽校もいよいよ5月連休恒例の有志卒業山行です。これまで1年間の訓練の成果を踏まえて 残雪期の立山に行ってきました。

<1日目>
 1日目は、室堂平への移動と雄山登山というハードスケジュールです。楽校生が感想文を書いてくださいましたので、 以下、読んでください。  

 <第6期楽校 有志卒業山行〜雄山登山〜感想文@>     野木山想会  縫村勝男

*写真をクリックすると大きくなります。
 私は里山を歩くのが好きです、気軽に行けるし4季折々の山が楽しめる。 でも時には、頂上から見る高い山、雪山に登ってみたい時がある ハイキング楽校に入って半年、岩 雪の講習を受けたが,技術は初歩で まだまだですが卒業山行に参加することにしました。 山行1日目 岩舟町役場にて待ち合わせをし、総勢16名はマイクロバスで 高速道路をひたすら走って昼過ぎ室堂バスターミナルに着き、大きなザックを 背をつた人、スキーをする人、観光客の人達でいつぱいでした、ターミナル から室堂山荘までは、歩いて20分位の所にあり、山荘に荷物を置きサブザック で出発するが、これから3000m級の山に登るなんて、私には出来るかと不安に なるが、山荘から見る雄山は身近に見え、それもそのはず2450mまでバスで 登ってしまったのです。一の越まではなだらかな登り、雪はやわらかで歩きやすく薄着でも汗ばむくらいで気持がいい、一の越からは雪もあまりなく,勾配が きつくなり時より冷たい強い風が吹き,一歩づつ頂上を目指し 途中ハイマツの所にライチョウを見ることができた、しばらくして山頂に着き 360度のパノラマ色々な山々が見え、明日登る山、いつかは登ってみたい山 しばし展望を楽しむんで記念写真を撮った。

小休止後、そうそう下山を開始をするガレ場のため浮石に気を付け慎重に下り、一の越を過ぎると、尻セードで 下がろうと急な所なので恐る恐る滑ったが、前に進まない何度かためしたが 進まない、雪一面足跡だらけのため凸凹して進まないのです、あきらめて 歩くことにした。山荘に着いて風呂に入り疲れをいやした。夕食後は酒を飲み ながら懇親会が行われたが、長旅の疲れと翌日も長い時間歩く予定なので 酒も進まず、早めにおやすみをする
 
室堂手前の雪の大回廊 室堂ターミナルにて準備 室堂山荘前にて(山荘に荷物を置く)
一の越を目指して
 
脱ぎタイム(奥大日岳がすばらしい)
 
一の越山荘が見えてきた
岩場を黙々と登る。 休憩、下に見えるは一の越山荘)
雄山山頂が見える
 
雄山山頂にて@ 雄山山頂にてA 雄山山頂にてB
雄山神社にて@ 雄山神社にてA 雄山神社にてB
雄山神社遠景
 
雄山神社にてC
 
雄山神社からの下り
 
一の越山荘への下り
 
室堂山荘に到着
 
   
 

<2日目>  2日目は、真砂岳手前の立山稜線に直登して真砂岳〜別山〜雷鳥沢と周回してきました。
詳しくは、下記リンクをクリックして下さい。


<3日目>
 3日目は下山です。今回ゲスト参加してくださった久保田さんにを感想文を書いていただきました。

 <6期楽校 有志卒業山行〜全体感想文B>     マロニエハイキングクラブ 久保田 淑子

 たまたまハイキング学校の第一期生あった私が、ゲスト参加と言うことで、今回で最後となる 楽校六期生の卒業立山有志山行にご一緒させて頂くことになったのは幸運でした。  雪の立山ということでとても不安でした。谷川の雪山訓練にちょっと加わっただけですし、 ヒッケルも大急ぎで買った次第です。  一日目は勝手がわからず容量の小さ過ぎるサブザックで不自由しました。 (他の人にパッキングしてもらったので、何がどこに入っているのか、さっぱりわからず、 ちょっとパニックぎみになりました)  雄山の山頂付近ではところどころ凍っている、石ごつごつの足場に神経を使い、少し頭痛も加わって 疲労困ぱいしてしまいました。  その夜の集まりで、翌朝早く出立する気力もなく、天気も崩れる可能性もあることから、 皆様の足を引っ張るのは不本意なので、宿に居残りたいと申し出ましたところ、 「今まで誰一人として宿に残った人などいない」と先生に促され翌日再び登山する決心をして床につきました。  二日目は幸い天気に恵まれ、大きなザックに入れ替えたので、気持ちにも多少ゆとりが生まれ、雷鳥や遠く白馬・鹿島槍・五竜等の山脈や目の前に迫る剣岳をカメラに収めることが出来、立山の雄大な景色を堪能しました。(ほんとうに宿に残らず良かった!) その夜の宴会では、各々の持ち寄りの酒とツマミで盛り上がり、先生の楽校にかける想いや、人生論などいろいろ話も弾み、同じ山行仲間として連帯感が生まれました。 松山さんが「楽校は楽しいよ」と言って何年も続けている気持ちが少し解ったような気がしました。 先生の観察眼の凄さとメンバー全員を如何に安全に登頂・下山させるかに配慮しているか、登山学校ならではの山行だと思いました。 二日間の長丁場の歩行にもかかわらず、少しも四肢に痛みや疲れが残っていないのも驚きです。(いつもは下山後足がパンパンに腫れて大変なのに・・・・) 今回の山行で、松山さん始め、馴染のない私でも仲間として受け入れ、お世話くださった皆様に心から感謝申し上げます。 大貫先生が帰りのバス中での挨拶で仰った「自分を大事に、仲間を大事に」が楽校の目的と意義なのかな、と私なりに解釈しました。


*写真をクリックすると大きくなります。
室堂山荘での夕食と乾杯
室堂山荘前にて記念撮影(5月5日朝)
室堂ターミナルに向かう 奥大日岳の雄姿

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