皆の大荷物も何とか納め、予定通りバスは、朝4時に石橋駅東口を出発した。途中、岩舟町役場で、4名を乗せ総勢22名が揃う。
新しく出来た太田桐生ICから北関東自動車道路へ入る。長野あたりで、左側に北アルプスの白い山々が見えてくる。
予想通りの晴天になった。大貫先生の「山へのいのり」など、班毎の歌合戦をしながらバスは走る。
名立浜SAでぶり寿司などを仕入れて、昼食はバスの中で済ませる。立山ICから一般道へ出て、お昼頃に立山有料道路へ入る。
期待していた雪の大回廊は8メートルぐらいの高さしかなかったが、観光客が銀座通りのようにたくさん見物に来ている
のには驚かされた。室堂ターミナルに午後1時に到着し、すぐ、今日の宿舎室堂山荘へ向かうが、これから登る浄土山、立山の稜線の
雄大さに身がひきしまる。
室堂山荘に荷物を置いて、本日の目的地浄土山へ向かう。前の人のふみ跡をきちんとトレースして進むようとの注意があったが、
傾斜のゆるいところでは、トレースしないで自分の歩幅で歩いてしまうことが多かった。
本格的登りを前にアイゼンを付け、登り始めるが、かなりの急勾配である。アイゼンのトップを雪の中に蹴りこみながら上る。
トレースしながら所によっては深い穴に嵌まって足が抜けなくなり、助け出されることもあったが、訓練の成果なのか、パーティは
順調に高度を稼ぐ。約2時間程で、浄土山頂上に到着した。
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室堂手前の雪の大回廊 |
室堂ターミナルにて準備 |
外に出ると雪の峰々が・・
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浄土山を目指して |
脱ぎタイム(奥大日岳がすばらしい) |
急傾斜をアイゼンを付け、登る。
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立休みを入れながら登る 結構きつい・・ |
岩場にて休憩 |
浄土山山頂にて
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一の越と龍王岳分岐へ 展望がすばらしい |
快適な尾根歩き |
右から黒部五郎岳、笠ヶ岳がよく見える
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