自主山行 「ツエルマット・アルプス」

日 時   2017/7/7(金)〜7/16(日) 天 候  7/9日雨・10日曇り・11日〜14日晴
目 的    アルプスハイキング(ツエルマット谷周辺など)
参加者  13名(UHC 12名・他 1名)        CL: O木 K一  
概 要
(行き) 7日、8日:南周りで成田→ドーハ(カタール)→ジュネーブ→ツェルマットへ ツェルマットの貸別荘(シャレー)に滞在。 登山列車、ロープウェイ、ケーブルカーなど 乗り放題のピークパスを入手し、近郊各地のトレイルをハイキングする。

○7/10  ロートホルン、ブラウヘルド 〜 リッフェルアルプ 
○7/11  クライネ・マッターホルン、シュバルツゼー 〜 ツェルマット
○7/12  シュバルツゼー 〜 ヘルンリヒュッテ 〜 シュバルツゼー
○7/12  クライネ・マッターホルン 〜 ブライトホルン 〜 クライネ・マッターホルン
○7/9,13  ゴルナグラード 〜 リッフェルブルグ
○7/13  ツェルマット 〜 トリフ ト 〜 ツェルマット
○7/14  ザースフェー: スピルボーデン 〜 ザースフェー
○7/13~14  ベルナーオーバーランド:
・ツェルマットの宿(シャレー)にて

(帰り)15、16日:行きと逆ルートで帰国

投 稿 者     M田 I、  M田 N子、  W辺 M夫、  U野 K重、  I野 Y昭 

<7/10  ロートホルン、ブラウヘルド〜リュフェルアルプ> 
 ケーブルカー、テレキャビン、ロープウェイを乗り継いでロートホルン(3103m)に上がり、アルプスの展望を 楽しむ。中間駅ブラウヘルド(2571m)に下り、リュフェルアルプ(登山列車の駅2211m)まで景色や花を 楽しみながら緩やかな草原の丘を歩く。 [ トレイル歩程(歩行時間のみ)3時間10分 ] 

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ロートホルン山頂の展望 (左:モンテローザ 4634m;スイス最高峰 ・ 右:リスカム)
ツエルマットからケーブルカー・テレキャビンで上がる モンテローザ・リスカムをバックに 中間駅ブラウヘルドに戻る
ここからハイキングスタート アルプスの山々が広がる 花咲く穏やかな道 その先には小さな湖が
清々しい空気で気持良い! 湖畔に分岐の標識 湖で一休み トレイルは続く
静かな場所でランチタイム サンドイッチ・コーヒーが美味しい!
羊ものんびり草を食む 足元には花がいっぱい! リッフェルアルプに到着
今日 出会った 花々  V(~O~)V

<7/11  クライネ・マッターホルン、シュバルツゼー〜ツエルマット> 
 テレキャビン、ロープウェイを乗り継いでクライネ・マッターホルン(3883m)針峰に上がり、スイス・イタリア国境の 山岳展望を楽しむ。ここは周囲を氷河が覆い、夏でもスキーが楽しめる所である。 シュバルツゼー(2583m)まで下り、マッターホルンを間近に見ながら東北麓の草原をハイキング。古い部落ズムット(1936m)を 通りツエルマット(1620m)に帰る。 [ トレイル歩程(歩行時間のみ)3時間45分 ] 

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アルプスの山々とツエルマットの谷
朝、ツエルマットの街を行くヤギの行列  ツエルマット橋上でマッターホルンをバックに ロープウェイでクライネ・マッターホルン(前方の黒い三角錐先端)へ
十字架の基で記念撮影
左:ブライト・ホルン、右:モンテローザ、リスカム
展望台の十字架
シュバルツゼーまで空中移動 目の前にブライトホルン。ここからハイキングスタート 氷河を抱く山々と気持ち良い草原 草原の斜面をトラバースしていく。前方はマッターホルン
山を眺めながらのんびりランチタイム 花咲く草原で小休止
氷河が削った広い谷筋に下りていく 谷筋の奥へ。雨のパラツキも体験
マッターホルンをバックに
咲き競う花々  マッターホルン北壁と花
こんなマークを目にした後には 気ままに草を食む牛たち ネズミ返しのある古びたズムット部落 ゆったり気分でツエルマットに戻る
今日出会った  花々

<7/12  シュバルツゼー〜ヘルンリヒュッテ〜シュバルツゼー> 
 テレキャビンでシュバルツゼー(2583m)に上がる。ここからマッターホルン登山者の宿泊基地である新装間もない ヘルンリヒュッテ(3260m)へ上がる。展望を楽しんだ後、ピストンでシュバルツゼーに下る。コースは岩稜帯で展望・高度感共にあります。  [ トレイル歩程(歩行時間のみ)6時間30分 ] 

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強烈な陽光で黄金色へ。今日は絶好のハイク日和だ!
朝日に輝くマッターホルン山頂(シャレーから) マッターホルン中腹の小さい白い建物がヘルンリヒュッテ
シャレーを出発 テレキャビンでシュバルツゼーへ マッターホルンに向かって穏やかな草原を行く 湖と山々の美しい風景
白く輝くブライトホルンやモンテローザ 草地が次第に裸地へと変わる 岩稜帯へと変わる 鉄製の階段を上る
マッターホルンの左面に雲がかかる
ヘルンリヒュッテへの分岐標識
北壁側からのマッターホルン
急峻な岩稜帯 一歩一歩進んでゆく 目の前にヘルンリヒュッテが現れる 下山中の風景
ヘルンリヒュッテ前で記念撮影 ヒュッテからマッターホルンを見上げる
本日出会った 花々
本日 出会った 花々

<7/12  クライネ・マッターホルン〜ブライトホルン〜クライネ・マッターホルン> 
 ロープウェイでクライネ・マッターホルン(3883m)へ。装備を整えた後、広大な氷河雪原を横断し、白く輝くブライトホルン(4164m) に登頂。展望を楽しんだらピストンで戻る。アルプス入門の山であるが、氷河の登下降と気温・風の厳しい所の為、日本での冬装備使用。  [ トレイル歩程(歩行時間のみ)4時間 ] 

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目の前にブライトホルンの山頂が現れる
早朝のロープウェイ、登山者とスキーヤーが多い ロープウェイでクライネ・マッターホルンへ 他の登山者と一緒に装備を整える  V(~O~)V
氷河雪原に足を踏み入れ、Tバーリフト沿いに進む ブライトホルンプラトーに入る。左にマッターホルンが望める プラトーを進むとマッターホルンがクライネの右に移っていく
プラトー鞍部付近ブライトホルンへ続くトレースと微かな登山者の影 アイゼン装着ポイント。ここから急斜面となる 履き慣れたアイゼンで足回りを固める。爪の食いつきは良い! 先行のザイルパーティが上っていく
下山パーティとすれ違う。氷河は雪渓と違い夏でも雪面が固くツルツル、特にトレースを外すときは滑落防止対策が必要 ザイールパーティがブライトホルンプラトーへ下山していく 山頂にて左:モンテローザ、右:リスカム(他パーティに撮ってもらう)
足元にゴルナー氷河、台地上にゴルナグラードも見える マッターホルンは雲の中。そして山頂を後にする 上ってくるパーティ 単独行の登山者もいる
アイゼン装着地に戻る アルプスの展望を楽しみながら、カップメンの昼食 クライネ・マッターホルンに帰る

<7/9、13  ゴルナグラード〜リッフェルベルク> 
 9日に予定していたこのトレイルは雨で中止となった。そこで好天日(13日)に有志がリベンジ。ゴルナグラードからリッフェルブルクに 向けトレイルを歩き、花々や逆さマッターホルンのリッフェル湖などの景観を楽しむ。  [ トレイル歩程(歩行時間のみ)2時間 ] 

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13日 ゴルナグラードからの氷河群パノラマ
9日 ゴルナグラードに登ったが雨が降り出す生憎の天気 周囲の景色もご覧の通り 13日 モンテローザから流れ出る氷河
リッフェル湖のワタスゲと逆さマッターホルン 別アングルでもう一枚
写真を撮って早々に電車で下る

<7/13  ツエルマット〜トリフト〜ツエルマット> 
 ツエルマット谷のゴルナグラード対岸にあるエーデルワイスヒュッテ(1961m)まで急坂を上がる。ここから高山植物が 多い谷筋に沿って上りトリフト(2337m)までハイキング。モンテローザ、ロートホルン、ゴルナグラードなどの対岸の 景観を楽しみながらピストンで戻る。  [ トレイル歩程(歩行時間のみ)5時間10分 ] 

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トリフトの緩やかな谷筋の道
ツエルマットの街から西側の斜面に入る 急坂を登り始めると、岩峰の頂きにエーデルワイスヒュッテが! 急坂を登ってゆく
エーデルワイスヒュッテに到着 ここからは草花の多い谷筋の道となる 陽光の中、気持ち良い道が続く
振り返ると白く輝く山々が顔をだしている トリフトに到着。ここはホテルがある ホテルの前では大勢の人々が寛いでいる
綺麗な草原でランチタイム みんなで記念撮影
ノンビリと草花を観察 下山、来た道を戻る エーデルワイスヒュッテにて一休み 眼下にツエルマットの街並み。私達のシャレーも見える
今日 出会った 花々
今日出会った 花々

<7/14  ザースフェー:スピルボーデン〜ザースフェー> 
 ツエルマットから北東約20kmにある景勝地ザースフェーに電車・バスで移動する。街奥の麓駅(1800m)から テレキャビンで山頂のスピルボーデン(2447m)に上る。谷全体を見渡す絶景の中、草花やマーモットなど楽しみながらザースフェーに下る。  [ トレイル歩程(歩行時間のみ)3時間 ] 

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可愛いいマーモット  V(^o^)v  大分人馴れしている様子
ザースフェーのバスターミナルで案内図を見る ザースフェーの街並み。ドーム峰(4545m)は右手の雲の中 テレキャビンで上る
山頂駅スピルボーデン。周囲は氷河で削られた荒々しい崖 遠くザースフェーの街を俯瞰する 草花を愛でながら下る
記念撮影 愛嬌者のマーモットが巣穴から出てくる
皆さん、足を止めて熱心に観察 草原の斜面を下っていく ゆったりした草原のトレイルを行く
景色を楽しみながらのコーヒータイム 岩や石の荒々しい道 氷河特有の白濁の川を渡る
ザースフェーの街に戻る ランチの前にレストランで乾杯!
今日 出会った 花々  V(~O~)V

<概要 1日目 7/13> 
 ツェルマット(5:37)=ラウターブルンゲン(8:25)'=シュタウフバッハの滝=トリュンメルバッハの滝(見学) ・・(トレッキング60分)・・シュルトホルンタール=シュルトホルン展望台(12:40/13:10)=ミューレン= =アルメントフーベル(14:00)・・(トレッキング120分)・・ミューレン(16:30)=グリュッチアルプ= =ラウターブルーネン=ヴェンゲン(18:00)
 ◆ツェルマットのとメンバー別れ、六名で二日間の行程でベルナーオーバーランド方面のトレッキングを楽しむ。 一日目は、ラウターブルンネンのU字谷に数多くある滝を見ながらのんびりトレッキングをし静かな谷の景観を楽しんだ。 その後ロープウエイでシルトホルン展望台に上り360度の雄大な展望を期待したが雲に覆われ見ることが出来なかった。 ロープウェイでしか入ることのできない、西の崖上たたずみヨーロッパの美しい村30選に選ばれた人口450人 の小さな村ミューレンを訪れる。この村はツアー観光客が訪れることがなく静かで澄んだ空気とアルプスの素朴な 雰囲気が保たれており、周囲は高山植物の宝庫で花の村とも呼ばれています。 ケーブルカーでアルメントフーベルに登り、花とベルナー山塊の雄大な景色を楽しみながらトレッキングをした。

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落差300m滝壺まで水が届かない    シュタウフバッハの滝 トリュンメルバッハの滝アイガー、ユングなどの氷河が溶けた水が岩間を流れる地中の滝。 高さ139.9 mの10 層の滝からは毎秒2万リットルの水が轟音を響かせる。 怒涛のように渦巻いていて落ちるさまは迫力満点。
氷河に削られたU字谷を トレッキング ミューレン村を望む シルトホルンへのロープウエーからミューレン村を望む
シュルトホルン展望台は雲の中 アルメントフーベルへのケーブルカーからミューレン村
アルメントフーベルとベルナー山塊トレッキングスタート地点 雄大な眺望を楽しみながら ミューレンに近づいて来ました。
花とベルナー山塊の雄大な眺望 谷越えに見える ベルーナ山塊

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<概要 2日目 7/14> 
 ヴェンゲン(8:24)=クライネシャイデック=ユングフラウヨッホ(9/35/11:43)=アイガーグレッジャー (12:00/12:40)・・(トレッキング60分)・・クライネシャイデック==ラウターブルンネン==インターラーケンオフト ==ツェルマット(17:54)
 ◆二日目は、東の崖上に広がるユングフラウ、メンヒ、アイガーを中心とした有名な観光ルートを巡った。 アイガーグレッチャー駅でアルペンマカロニのランチ後、クライネシャーデックまで雄大な氷河をまじかに見ながら、 花とベルナーオーバーランドの景観を堪能しながらトレッキングを行った。 このコースは最初がガレ場であとは草原の中を歩くコースなので、山と花を満喫できる。
アイガーグレッチャー駅からトレッキングをスタート アイガーグレッチャーのテラス席で、後方にアイガー氷河
アイガー氷河の真下で ガレ場からお花畑へ
お花畑とベルナー山塊 ユングフラウヨッホへの登山電車 クライネシャイデックに到着、ツェルマットに戻ります

<ツエルマットの宿(シャレー)にて> 


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晴れればこんな「絶景」を楽しめる!
ツエルマットは小さな終着駅。駅前広場では時々アルペンホルンの演奏が 登山電車のアプト式線路を渡るとすぐに シャレー「GRANIT」私達は4階と5階を半分ずつ使う ベランダからの展望。右奥は雲の中のマッターホルン
夕食時には先ずは皆で「乾杯」  V(~0~)V 最終日、みんな一緒に記念撮影「楽しかったね!」

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