会津駒ヶ岳は尾瀬の北にそびえる会津を代表する名山です。夏山には一度登ったことがありますが、雪山は初めて。
雪の実技を2回出られなかった私は不安と緊張でいっぱいなのに天気はあいにくの雨模様です。
道中雨も勢いを増してきたりしたけれど、神様のご加護か、駐車場に着くころには雨もやんでいました。
本来の登山口に通じる林道はまだ開通しておらず、国道のところから歩かなくてはなりません。
8時にスノーシューをリュックに取り付け出発、登山口まで壺足歩行、押さえつけ、たたきつけ、キックステップを意識
して歩きます。
雪がまだまだ残る林道、沢の雪解け水がすごい、小一時間ほど歩くと階段のある夏登山口に到着した。しばらく壺足歩行をし、
安全な場所でアイゼン装着、アイゼンを付けると、とても足元が安定することを実感した。天気がもつといいなと思いながら、
急登をひたすら登る。腐れ雪というのだそうですが、水分をたくさん含んでいて足下が不安定で歩きづらい、
でもたくさんの大きなブナの森はとても気持ちがいいです。
ヘリポートに到着し、しばし景色を楽しむ。何と美しい山並み、これを見れただけでも大満足だったのですが、
あと二時間歩くぞ!の吉岡CLの声に一気に足が重〜く(笑)でも、一歩一歩が雪を歩く勉強と自分に言い聞かせ、
ひたすら登りましたが・・・・森林限界地点ずっと手前、水場のちょっと先あたりでタイムアウトになってしまいました。、
そして待望のお食事タイム、お食事処のちょっと上から見えた稜線、多分駒の小屋だと思える黒い点、
今度はあそこまで行きたい!と痛切に思う。
ランチを頂いているうちに、宇都宮ハイキング定例山行の2人が降りてきました。駆け抜けて降りていく足元の安定していること、
私もあんなふうに・・・なんて思いながら下山開始、急な下りに所々スリップをし必要以上に体力を消耗するのでごまかしの
シリセードを繰り返す。やはりバランス力を養わなければだめですね。
今後の私の課題はスリップしないように歩けるようになることです。
予定通り、14時に駐車場到着し、桧枝岐の温泉につかり、お肌もつるつるになって帰路へ、大満足の一日でした。
私は雪がとても苦手、そしてちょっと苦痛でした。
でも、今回は本当に楽しかった。苦手な雪を楽しさに変えてくれた講師の皆様、本当にありがとうございました。
記:野木山想会 川田明恵
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会津駒ヶ岳冬登山口付近にて
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途中から尾根を登り いっきに夏登山口へ
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夏登山口へ到着、名物の ハシゴを登る受講生
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ヘリーポート直下へ、 途中よりアイゼンを装着
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ヘリーポート跡にて 休憩、雨は大丈夫かな?
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ヘリポート跡での記念写真
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夏登山口から約3時間30分で 時間切れ(1,700m地点)
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ここで折り返す事になった
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