初級楽校第10回実技「沼原」

   
第10回実技「沼原」 記録:マロニエHC 松山久夫
日時2015年2月28日(土)
コース 大谷=宇都宮IC=黒磯板室IC=白湯山別荘地入口付近冬登山口・・・1007ピーク・・・1239ピーク・・ ・・沼原・・・冬登山口=(入浴)=大谷
実技研修概要 @雪上歩行訓練(スノーシュ、ワカン、アイゼン)
Aツエルトの張り方、簡易雪洞作り訓練
班編成(指導スタッフ) A班4名(吉岡CL)、C班:4名(三村)、D班:4名(広瀬SL)

第10回実技「沼原」に参加して  マロニエHC 松山久夫  
*写真をクリックすると大きくなります。

 諸々の事情により当初予定人員より8人少なく全15人で実行しました。移動手段はサンクレールバス、 ドライバーは安全運転プロのいつもの入江さんです。
 5人ずつ3班に分かれて、雪道を、又道なきショートコースを先頭交代しながら順番に静々と進む。 バスから降りて準備している時は、ちょっと風があったり寒さを感じたりしてやや不安でしたが、 進んで行くほど気象条件が良好で、きょうは気分良く楽しめるかな?と、思いながらちょっとリラックスの状態でした。
 きょうの実技のメインはビバーク時の雪洞作りかな?雪山歩きは前回の小峠・刈込湖でやったからね・・・  ほどなく予定していたらしい樹木がほどほどあり周りも良く見渡せる場所で雪洞作りの実技に入りました。
 横穴式雪洞作りでちょっと雪が少ない場合の作り方の実践なんですが、ザックをいくつも並べてその上にツェルトをかぶせて、 ツェルトの上に雪をまんべんなく載せかぶせ、最後に掘った穴から取り外すなんて初めて見ました。 雪洞の中に入って中から天井を見るとアーチ形になってたりして、けっこういい感じに出来ましたですね!3人ぐらい入れる!!
 半雪洞作りは座学で習ったツェルトを活用しての、主に女性陣が力を発揮して作り上げました。この半穴中で、 雪崩で体が雪で埋もれてしまった生き埋めのモデルにKOさんがなって下さり、動けないのを良い事に、 埋もれている体の回りをゾンデ棒を差し込んで体に突き刺さった時の感触を皆さん達と実感しました。 KOさんありがとうございました。

 昼食後アイゼン付けての歩行訓練もやりましたが、雪が柔らかいのと多いので、ズボッズボッともぐってしまい 皆さん歩きずらいようですが、きょうは訓練ですのでガマン頑張ってます。 自分はアイゼンの不調でスノーシューでのままで傍観者でした。去年アイゼンの長さを調整して元に戻すの忘れて そのままにしてたんです、たまにポカやるんです・・・。
帰りは、幸乃湯温泉に入り打たせ湯を浴びたり、見事な色々なお雛様を見せてもらったりして、すっかりご機嫌での帰宅となりました。 今回は天気が味方してくれてラッキーでした。                        
           記:マロニエHC 松山久夫

 
白湯山別荘地入口付近冬登山口から沼原へ向かう。




雪の多い所で、いよいよ横穴式雪洞作りの実技です。




<ツエルトを活用した半雪洞作り>
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縦穴を掘る


 

縦穴の上にツエルトを設置


 

完成した半雪洞にて
 
<雪で埋もれて人をゾンデ棒で探す体験>

 

 

 

 
 
<アイゼン歩行の訓練>

 

 

 

 
 

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