中級楽校第9回実技「古賀志山」

   
第9回実技 (記録 宇都宮ハイキングクラブ:石橋 渉)
場所古賀志山
日時2012年12月8日(土)  8:00〜16:00
講師・スタッフ ・主任講師:猪鼻春男、講師:吉岡昌徳 ・講師助手:猪鼻良子、窪田すみ子
受講生 出席:16名
細谷良雄、池野元司、山口達也、船橋圀博、原田安子、高木京子、秋山勝夫、石橋 渉、小池修司、森田典子、 小野口実、野村 久、秋山一隆、水庭幸子、吉金直子

 
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 宇都宮森林公園サイクリングセンター前に午前8時に集合し、A(3班),B(2班)に班編成を行い、訓練地に行く。
 A班は森林公園の緩斜面を使い、前回までの復習を行う。  B班は古賀志山岩尾根を使って前回までの復習を実践的に行う。

<Aクラス実施内容>
   @支点セット練習   流動分散、固定分散、支点のバックアップ、支点2点の分散角度60°以内になる  よう注意  Aリード登攀(ハーネスに8の字を安環カラビナでセットし、登攀模擬)を行い、途中ランニングビレイセット、自己ビレイをとった後に支点セットし、セカンドビレイを行う。  B上記と同様のリード登攀後、自己ビレイ、支点セットを行った後、ATCを使い   ダブルロープで懸垂下降 (上記内容を班ごとに行う)

  <Bクラス:中尾根岩尾根に於ける実技講習>
@リード登攀を3名で交代しながら岩尾根を登攀。 A セカンドはマッシャー、タイブロック、途中8の字等で登攀。 B サードは末端8の字登攀。 C リードはランニングビレイセット、セカンドビレイ(メインロープで自己ビレイや別スリングで自己ビレイ)。 D 支点回収はセカンドがやったりサードがやったり状況対応。 E 岩尾根を登りきった所から別尾根を下り、途中25m弱の懸垂下降。 *懸垂下降詳細 ・8mm×30m、8mm×50mロープをバタフライノットで繋いで使用する。 ・支点は5〜6cmの松の木と檜の2か所にテープスリングと6mmロープをセットして、カラビナが岩角に当らぬよう充分な長さとする。 ・岩角で支点が傷付かないよう岩にシートを被せる。 ・メインロープを通すカラビナは念のため、安環ビナ2ヶ使用。

 所感  待ち時間短縮と実施訓練回数を増やす事を目的に、今回は2班に分かれて講習が実施された。 A班が緩斜面を使用して基本動作の反復訓練、B班が岩尾根を使用して応用訓練。訓練後の感想会では それぞれの班の受講生から「今迄の講習内容の理解が深まった」との感想が多く述べられた。 また、「これからは各動作の更なるスピードアップと各動作の安全確認が課題」との講評が講師からあった。 木陰の寒い中、また冷たい風の中、講師、受講生ともに熱心に「動作訓練」が実施され講習内容が受講生に理解され、 充実してきたと思う。しかし、全体把握や臨機対応にまではまだまだ至らないので、繰り返しの反復練習が必要と 実感する。


  <赤川ダム西側の緩斜面に於けるAグループ3班の実技講習>












支点構築とセカンドビレイ訓練及び懸垂下降訓練、登り降り
<Bクラス2班の中尾根支尾根登攀実技講習>
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     リード登攀⇒支点構築⇒セカンドビレイ⇒懸垂下降訓練

 
 








     赤川ダム堰堤にて

 
 
 
      リード登攀⇒支点構築⇒セカンドビレイ⇒懸垂下降訓練 
 
 
 

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