中級楽校第8回実技「古賀志山」

   
第8回実技 (記録 野木山想会:吉金直子)
場所古賀志山
日時2012年11月18日(日)  8:00〜16:00
講師・スタッフ ・主任講師:猪鼻春男、講師:吉岡昌徳 ・講師助手:猪鼻良子、窪田すみ子
受講生 出席:10名、欠席:6名
細谷良雄、山口達也、原田安子、高木京子、秋山勝夫、石橋渉、 小池修司、鈴木香代子、水庭幸子、吉金直子

 
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 当初予定していた11月17日(土)は雨天のため18日に変更となる。残念!!  17日は私の誕生日。何か良いことがあったかも知れないのに。
 今日は澄みきった青空です。古賀志森林公園駐車場に8時集合、ただ、昨日夜まで降り続いた雨のため 日陰は濡れています。

<実施内容>
 前回(かかしの里)で行ったロープワーク(リード登攀⇒支点構築訓練⇒セカンドビレイ⇒懸垂下降訓練)を 実際の岩尾根(比較的安全な傾斜の緩い岩陵基部)で、2班(各5名)編成で行う実技講習です。
 岩が乾くまでは、日当たりが良い中尾根取付部にある細野ダム側の一枚岩にて行ない、その後、乾いてきたので 予定していた講習場所へ移動した。

<細野ダム側の一枚岩に於ける実技講習>
 私の班は3名欠席のため水庭さんは1班に、吉金は2班に組み込まれる。  まず、班長による支点構築とセカンドビレイ訓練が始まった。一枚岩の為、支点を取れる箇所が限定され、 斜面での支点構築とセカンドビレイ実技は思った以上に手間取り、待ち時間に各班ごとにマッシャロープ、 持っている人はタイブロックでの登り降り、懸垂下降訓練をする。
 10時のティータイムのあと予定していた講習場所へ移動する。

  <中尾根岩陵基部に於ける実技講習>
 比較的安全な傾斜の緩い岩陵基部で、ロープワーク(リード登攀⇒支点構築訓練⇒セカンドビレイ⇒懸垂下降訓練) を2班(各5名)に分かれて実施した。
 ひとりひとり支点、ランニングビレイセットの講習に入る。まずは班長がお手本を示すべく登っていく。 下から4本、一番困難を極めたのは石に支点をとる方法。下から見るよりはかなり丸い石のためなかなか支点が取れない。 下のほうにある木に黒いゴムひも状のものでバックアップを取る。
 アンカーセットはロープを二重に巻き、自己ビレイはメインロープから取る。  その後ランニングビレイセットをはずしながら降りてくる。
 かかしの里で一日かけて講習を受けたのにいざ本番、岩の上でセットをするとかなりパニックになり思った様に手は動かない。  猪鼻さんと吉岡さん笑顔に隠された真意は?
 こんな調子ではいざ現場に行ったらメンバーを安全に確保できるのか全くもって自信がない。 ただ少しずつではあるが絡み合った糸がほぐれるように回を重ねるごとに理解していく。
 1班の班長のようにテキストを事前に読んで勉強してきてこれで完璧にできるぞ!と思ってもいざ現場に行くと 冷静に対処できないというのは受講生の大半の感想かもしれない。
 やはり何回も現場で練習を重ねないといけないと痛感する。
 当初の予定では1班、2班と場所を代える予定が時間がかなりかかり本日の講習は終了となる。家でテキストで復習 したりロープを使って練習したりしなければなかなか身につかないものである。
 寒い中じっと指導の成果をあたたかく見守って下さった講師、講師助手の皆様には厚くお礼申し上げます。 有難うございました。
 野木山想会: 吉金直子 記

  <細野ダム側の一枚岩に於ける実技講習>












支点構築とセカンドビレイ訓練及び懸垂下降訓練、登り降り
< 比較的傾斜の緩い中尾根岩陵基部に於ける実技講習を実施>
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     1班の実地訓練(リード登攀⇒支点構築訓練⇒セカンドビレイ⇒懸垂下降)

 
 

  

  

  

  
 
     2班の実地訓練(リード登攀⇒支点構築訓練⇒セカンドビレイ⇒懸垂下降) 
 
 
 

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