中級楽校第5回実技「藤坂ロックガーデン」

   
第5回実技 (記録 マロニエハイキングクラブ:小池修司)
場所藤坂ロックガーデン
日時2012年9月1日(土)  9:00〜15:00
講師・スタッフ ・主任講師:猪鼻春男、講師:吉岡昌徳 ・講師助手:猪鼻良子、窪田すみ子
受講生 出席:10名、欠席:6名
細谷良雄、山口達也、原田安子、秋山勝夫、石橋 渉、小池修司、鈴木香代子、 野村 久、水庭幸子、吉金直子

<実施内容>  
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 講習に入る前に、猪鼻主任講師(以下:CL)から、各自準備運動を済ませ、配布した「安全チェックリスト」 の内容を踏まえクライミングの装備準備をするよう指示ありました。
  また、早朝の雨で濡れていて、岩壁がまだ乾き切っていないため、通常より滑りやすいので十分注意して欲しいとの お話がありました。

<安全チェックリスト配布と説明>
 猪鼻CLが作成された岩壁登攀安全チェックリスト(※)が配布され、内容や注意点の説明がありました。
 ※安全チェックリスト内容は安全度を高めるための注意点が網羅されたチェックリストと岩場周辺のルール 遵守やその他の注意事項について

<登攀訓練>
◆訓練ルートと訓練内容
・西南壁の凹状岩壁、クラックアラカルト、リトミックダンスの3ルートにて実施した。
・まず、早朝の雨で濡れていて、岩壁がまだ乾き切っていない為、猪鼻CLが通常より慎重にリード登攀して トップロープをセットされた。
 (実際に登ってみると最初はとても滑りやすい状態だった。)
・3班に分かれ、各ルートを全員が回る形で移動しクライミングとビレイの練習を行った。

◆登攀の練習について
・三点支持で手掛かり(ホールドの持ち方・どの様に持ったら保持力が増すか)  足がかり(ホールドへの立ち方・どの様にすればフリクションが増し安定して立てるか)  それぞれの感覚を確かめながら終了点まで登る。

◆下降の練習について
・登攀者はロアーダウンで終了点からテンションでロープにぶら下がり足を突っ張りながら壁を歩く ようにして到着点まで下降した。
◆ビレイ(確保)の練習について
・登攀者及び下降者に対しATC(確保器)バケツ型で確保する。  確保者は自己確保をとること。
・ロープの繰り出し方、ブレーキのかけ方全体相手から目を離さず相手の行動を予測、 事故を想定し対応できる様に万全の体勢を整えておく大切さを学ぶ。

≪個人的反省と感想≫
 私事ですが、体調を崩し約3ヶ月程講習に参加することが出来ませんでした。
 今回、受講生の皆さんの上達は目を見張るもので、高いモチベーションと真剣に岩に取り組む  姿勢が私にとってとても刺激になりました。
   又ブランク中に運動らしい運動をしなかったせいか気力、体力、筋力が落ちへとへとに疲れて  しまい皆さんより先に練習を切り上げてしまいました。
 今回の練習中に肝に銘ずることも体験し、改めてクライミングに必要な技術、知識の習得及び  体力、筋力アップのためのトレーニングに真摯な態度で取り組んで行きたいと思います。

 講師の皆さんご指導ありがとうございました。 参加者の皆さんお世話になりました、お疲れさまでした。



  <藤坂ロックガーデンでのトップロープによる登攀訓練>

猪鼻CLが最初にリード登攀

まだ濡れている岩壁を慎重に登攀

一本目のトップロープ設置を終えて2本目に向かう

登攀訓練開始
(クラックアラカルト)




リトミックダンスとクラックアラカルトでの登攀訓練
<藤坂ロックガーデンでのトップロープによる登攀訓練>
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リトミックダンスとクラックアラカルトでの登攀訓練
 






凹状岩壁での登攀訓練
 

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