次はいよいよロープを使ってのビレイ方法だ。
先ず練習前に先生が実際にピッケルを使っての支点作りやロープの結び方、カラビナやスリングの活用の仕方を
を見て、今度は自分で実際にやらなければならない。一人でロープを担いで直登する。
しかし、イザやって見ると思うように出来ない。自分自身に腹が立つ。その内先生から
「滑落するぞー」と大きな声がかかる。余計にパニックになって益々確保のやり方が思い出せない。
しばらくすると先生も見かねて親切に教えてくれた。
そんな事を何回か繰り返ししているうちにどうにか出来るようになった。
ロープを使った確保の仕方で思った事は一歩間違えると命取りになる可能性があると言う事だ。
たとえばピッケルを雪の中に刺して支点をとる場合、雪の状態を確認して方法を変更するなど、
基本を守らないと支点が抜けてしまって大変な事になる。実際やってみると抜けてしまい、滑落決定という
ことも経験した。
夢中で練習をしていると時間の経つのも非常に早く感じられる。もう練習している場所はすでに日が陰っていた。
以上の訓練が終了して考えさせられた事は、
朝の駐車場ではないが危険と思ったら素早く確保体制する。
滑落停止の確保は素早く出来ないといけない。
ケースバイケースで確保の仕方が異なるなどである。
最後に大貫先生と格リーダーの皆様には親切に確保の技術を教えていただき大変有難うございました。
次回の北アルプス山行までにはもう少し上達出来るよう努力したいと思います。
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支点構築の指導
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固定ロープの張り方の指導
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雪面での支点構築訓練@
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雪面での支点構築訓練A
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固定ロープの張り方の訓練@
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固定ロープの張り方の訓練A
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固定ロープにマシャーで確保して登降
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途中で滑落してみる (大丈夫かな)
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ポラードでの確保の指導
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ポラードでの確保訓練
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ポラードでの確保訓練
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ブーツアックスビレイの訓練
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