第9回実技講習〜鹿沼岩山〜

〜トップロープ岩場登降と確保、自己ビレイなど〜

日 時:2009年02月1日(日) 天気:曇り後晴れ
コース:鹿沼岩山登山口集合(日吉神社)・・・岩山3番岩(岩トレ)・・・登山口      
   
 当初予定していた08年12月14日(日)が雨で延期になり、本日第9回実技講習(鹿沼岩山)が行われた。
 今回の実技講習の目的は「岩場での恐怖感や不安な気持ちを克服し、ゆとりを持って安全に通過できるようにする力を得る」 ためであり、主なメニューは下記の2項目です。

(1)トップロープ岩場登降訓練及び登降者の確保法と自己ビレイ
(2)懸垂降下訓練
 
以下、ハイキング楽校生の感想文を読んでください。

 <第9回 実技講習「鹿沼岩山」感想文>     宇都宮ハイキングクラブ 田岡 正子
*写真をクリックすると大きくなります。
 02月1日(日)日吉神社登山口の駐車場が狭いので、 各グループ毎に車に乗り合わせて8時に集合しました。
 ハーネス、安環付カラビナ、カラビナ、マッシャー、ロープ、テープスリング、ヘルメットを 各自装着して、準備体操を行う。
 出発前に、大貫CLと八木沢SLから、講習の内容、手順についての説明があり、 4班に分かれて岩山3番岩に向けて歩き出しました。登山道は昨日の雨ですべりやすく、岩が濡れていないか 心配です。
 岩山3番岩のA峰上部にザックを置いたのですが、岩が少し濡れていて、そこに登るのにロープを張って頂き、 慎重に登りました。

 私達の2班は猪鼻班長のもとに、岩の出っ張りを見つけてつま先でのる練習をしてから、いよいよ トップロープでの岩場登降訓練を開始した。
 10m位の岩場(C峰西面)で、登攀者はハーネスとメイン ロープを結合し、ビレイヤー(確保者)は自己ビレイを取ってからメインロープを確保器に通してビレイ体制に 入り登攀訓練の準備完了です。
 登る時は、3点支持、上体を岩から離す、足元や進行方向を広く見ることなどの指導を受けながら 私も恐る恐る岩にへばりつく。ノドはカラカラ、心臓はドキドキ・・・。でも2〜3回登り降りすると、何故か けっこう楽しくなってきた。
 次に、1・2班はB峰南面に移動して、トップロープでの岩場登降に加えて、懸垂降下訓練及びビレイヤー としての訓練と大忙し・・・であっという間にお昼休憩になってしまった。この頃になると 岩面も乾いてきて滑る心配もなくなってきた。    


C峰でのトップロープの準備 岩場登降訓練開始 ビレイ訓練
岩場登降訓練 B峰南面に移動しての登降訓練 岩場登降訓練(B峰南面)
ビレイ訓練(B峰南面) 岩場登降訓練(B峰南面) 岩場登降訓練(B峰南面)
懸垂降下訓練(B峰南面) 懸垂降下訓練(B峰南面) A峰上部にてお昼

A峰上部にて支点設置作業
 
A峰上部に支点を設置
 
A峰南面を懸垂降下
 
A峰南面を懸垂降下
 
 午後からは、お昼休憩したA峰上部からA峰南面に懸垂降下することになった。大貫CL・八木沢SL の指導で各班長が支点を設置してロープを通して、いよいよ、20m以上ある岩壁(A峰南面)の懸垂降下 です。

 私も、B峰での懸垂降下の時は正直ビビリまくりましたが、この時はスムースに降りることができホット しました。それからトップロープを4本設置して登降訓練です。
 20m以上ある岩壁(A峰南面)での登降訓練は、上から下を見るとさすがに高さを感じ、 その分だけ真剣さも増しました。登る距離も長く疲れましたが、チムニーとか岩壁の形も色々あり、 けっこう楽しかったです。
教えていただいてありがとうございました。
          田岡 正子

A峰南面での登降訓練

A峰南面での登降訓練

A峰南面での登降訓練

A峰南面での登降訓練
A峰南面での登降訓練

ハイポーズ!(A峰南面にて)
 

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