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〜渡渉・ロープ活用〜 |
日 時 :2008年08月 17日(日) 天 気:曇り時々晴れ コース: 石橋P⇒岩船P⇒太田・足利IC⇒水上IC⇒白毛門登山口P・・・東黒沢に入渉・・・ハナゲの滝付近にて渡渉訓練、固定ロープ 活用訓練・ 講習・・・白毛門登山口P⇒入浴⇒水上IC⇒太田・足利IC⇒岩船P⇒石橋P |
今回の第5回実技山行は、近年、雷雨などによる急な増水で沢を渡渉するケースが多いことから、
実践的な渡渉実技及びロープを活用した安全対策等の実技講習を行うことになった。実技訓練の場所も、より実践的な渡渉訓練が
可能な谷川岳ロープウエイ駅近くにある東黒沢である。
ただ、出発してすぐに雨が激しく降ってきた為、大貫CL、八木沢SLからは、現地の様子を観てから、実技訓練の場所も含めて
実技講習の内容を決めたいとのお話があった。
以下、ハイキング楽校生の感想文を読んでください |
<第5回東黒沢実技山行(渡渉)記録・感想文> 宇都宮HC 神山光子 |
続いて、今後、難場通過の際にも必要となるロープ活用法についての訓練です。
まず、岩場に固定ロープを張り、マッシャーで確保しながら登り、ムンターで降りる訓練を行いました。 マッシャーロープの使い方やムンターについて、班長の指導を受け、6月のセルフレスキューの訓練を思い出しながら、 ムンターでの懸垂降下訓練をなんとか無事終えたと思った瞬間、足を踏み外してバランスを崩してしまい 右手甲を打撲、名誉(?)の負傷・・・。 ロープとカラビナの結び方に確信が持てず、不安感でいっぱいでしたが、実際に岩場を下降するとなると、ロープを持つ手の位置 と足でバランスをとることなど、実際に経験しないと掴めない ことも身をもって体験できました・・。 |
次に、少し下流に移動して、ロープを活用した渡渉訓練を行いました。
班毎に、一人がロープで確保して、もう一人が対岸へ渡渉して、固定ロープを張り、 他のメンバーは、ウエストロープを使って徒渉する訓練を行った。(班毎に繰り返し訓練) ムンターや腰からみでの確保、ツウーハーフ結びでのロープ固定法・8の字結びなどなど・・なかなか 一度では頭に入りませんでした。 振り返ってみると、私にとって今日一日は、不安と挑戦そして悪夢〜装備の判断ミスによるズックの靴底剥離。 徒渉訓練でも足を滑らし臀部強打とずぶ濡れ状態・・。岩場下降の際の名誉(?)の負傷〜のような一日 でしたが、スリルに満ちた充実の一日でした。 そして、「相手の速度・相手の気持ちを考えながら、思いやりながら確保ロープを渡すこと」との 大貫CLの言葉が、本日一番心に残りました。怪しい雲にハラハラさせられながらの、実り多き渡渉の勉強 であり、ただ安全・安心・楽しいの、ハイキングの楽校ではなく、人生の楽校で学んでいるような気がいたしました。 温泉で冷えた体と、傷を癒し。4時 湯テルメ谷川温泉を後にして、無事帰路に着きました。 いつもながら、大貫CL、八木沢SLをはじめ先輩の皆様、もうしばらくお世話になります。ありがとうございました。 神山光子 |
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