1班、2班は、八木沢SLの指導の下でC峰東面とC峰西面をトップロープ登降訓練をすることになった。
最初にスタートしたC峰東面にでは、始めに、八木沢SLと、猪鼻さんが模範演技で軽々と登って、
降りてくる。早くて、確実である。下りで、落下テストすると、ロープがかなり伸び縮みすることが
わかった。ビレイヤーはロープを常に緩みのないように引っ張っておかなければならないと認識した。
私も前回は、散々てこずり、途中一休みして、ゆっくり上がれと励まされて何とか登りきったので、
胸がどきどきしていて緊張していることが良くわかる。
登る前には、ビレイヤーとハーネスとメーンロープの結合を確認して、「登ります」「OK」と
お互いの意志を統一してから登る。下りは「クライムダウン」「OK」「テンション」などと、
連絡を密にしておく。今日は事前にルート、手がかり、足がかりを良く見ていたので、前回より楽に登れた。
しかし、降りてくるとのどが渇き、常に、練習が必要だと感じる。
次にC峰西面に移り登降訓練をおこなう。のぼり始めがややオーバーハング気味の面で、前回2回チャレンジ
したが手がかりが取れず手が疲れて登れなかった。
今回は先に上がった人の足の位置を見て、登ろうとしたがうまくあがれない、吉岡さんから「右足に重心
をかけて」「左足を上げて、左に重心をかけて」と指示が出る。
何とかうまく手がかりがつかめて登ることが出来た。
今回のトップロープ登降訓練は、特に下降(クライムダウンの訓練)と安全を重視した確実なビレイ
(講習用Wビレイ活用)を徹底する事であった。
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3番岩A峰上部にて準備中

登攀訓練(C峰西面)

ビレイ訓練(Wビレイ)

支点構築(2点支持) の指導
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登攀訓練開始(C峰東面)

登攀訓練(C峰西面)

ビレイ訓練(Wビレイ)

60度以内、流動分散 が大切
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