2007.8.19  自主山行・至仏山花散策
【地 図】   1/2.5万地形図・至仏山(国土地理院)          

オヤマボクチ(キク科)
葉裏のクモ毛を火口に、若葉は信州飯山
(富倉)では蕎麦のつなぎにする

ヒメシャジン(キキョウ科)
沙参は釣鐘人参の漢名。
萼片は線形で鋸歯がある

ノリウツギ(ユキノシタ科)
和名は樹液を和紙をすく際の糊に利用した
ことによる。材は、パイプ、ステッキ、木クギ、
カンジキ等に利用

小至仏山へ向かう

シラネアザミ(キク科)
シラネアザミの変種クロトウヒレンと
思いましたが、シラネアザミでした。


ホソバツメクサ(ナデシコ科)
日本特産の蛇紋岩残存植物。蛇紋岩の
隙間など貧栄養地が好きなようです


クルマユリ(ユリ科)
葉が輪生するのはクルマユリと
タケシマユリのみ

オヤマ沢田代。
花散策に図鑑とメモは必携

小至仏山手前で小休止

至仏山はガスの中
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至仏山頂にて

ハクサンサイコ(セリ科)
葉が細かく切れこまないこともあって、あまりセリ科らしくないです


チングルマ(バラ科)
小さな樹林帯を形成している木本です


ツクバネソウの実
羽根つきの羽根そのもの(2004.10.7 燧裏林道で撮影)

アリドオシラン(ラン科)
10cmに満たない。和名はアカネ科
のツルアリドオシに葉が似ている
ことに由来

ジョウシュウオニアザミ(キク科)
2?4個つく頭花が横を向き総苞が粘る。ネバネバはアリを寄せ付けないため

小至仏山と笠ヶ岳

タカネトウウチソウ(バラ科)
花は白色で花序の下の方から咲く。
北方系の蛇紋岩変形植物です


タテヤマリンドウの実(リンドウ科)
種を結ぶと葉も根も枯れ、秋に種から発芽してそのまま越年し翌年花を咲かせる一年草と いう変わった生活史を持つ

イワショウブ(ユリ科)
花茎には腺毛 が多数あり
粘る。氷河期の遺存植物
 
 

ツリガネニンジン(キキョウ科)
一カ所から輪生に咲く。
ハクサンシャジンはツリガネニンジンの高山型
  

ミヤマホツツジ(ツツジ科)
花柱が反り上がっているのがミヤマホツツジで、ホツツジは真直ぐ。 3万年前からありツツジの中では一番古い

エゾシオガマ(ゴマノハグサ科) 至仏山でシオガマと名の付く植物は3種。タカネシオガマ、ヨツバシオガマ、 エゾシオガマ。半寄生性の植物です

ツクバネソウ(ユリ科)
エンレイソウがさらに進化、4枚の葉を輪生、花ビラは4枚、丸くて光沢のある実をつけ、 熟すと黒紫色になる

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