定例山行・大鳥屋山〜不動岳 |
日 程 | 2009.11.29(日) | ランク | BA |
地 図 | 唐沢山仙波(国土地理院25000/1) | 天 候 | 晴れ |
目 的 | コンパスで日光、足尾の山を確認しながら尾根筋をたどる | ||
参考タイム |
<11月29日> 壬生駐車場(4:00) → 小屋に車回し→ 越沢林道(8:36)・・・ピークで尾根に取り付く(8:56)・・・ P575(9:40)・・・唐沢山555m(三角点有り)(10:13)・・・P468・・P458(浅間山)(11:23) ・・・石尊山(3つの祠有り)(11:46〜12:21昼食)・・P378(不動岳)(12:49)・・・P377(三角点有り) (13:09)・・祠有り、ここで進行方向が大きく変わる(13:25)・・・P354デジタル電波塔有り(13:57) ・・・黄色の杭(共同)に沿って歩行・・・小屋・・・小屋橋 → 壬生駐車場 (凡例 → 車又は交通機関、 ・・・歩行) | ||
投稿者 | T田R子 |
【概 要】 山行当日は、天気予報によると曇りで雨の確率50%、冷たい北風であった。誰もが悪天候を予想していたが 意外に晴れで、心地よい歩きが期待できることから皆の顔はにこやかであった。壬生駐車場を出発前に自己 紹介と今日の歩行コース、班編成の説明を受けた。縦走の終着点に車を1台回して、越沢林道に向かい、 取り付き口に近いところに車を駐車した。 今日の参加者は16名で多人数のこともあり、大鳥屋山の往復は カットすることとし、コンパスを180°に合わせて登り始めた。 *写真をクリックすると大きくなります。 |
二班に分かれて各人が地図とコンパスで現在地を確認しながら歩いた。晩秋の里山はほとんど
木の葉が落ち、ナラやホウノキなど大小様々な枯れ葉を踏みしめて、ガサゴソ、カサコソと実に
気持ちよい感触の歩きを満喫した。所々にモミジの紅葉が色鮮やかに残っており、名残の秋を楽
しんだ歩きでもあった。
多くは区境界の歩きやすい尾根歩きであったが、最初の尾根への取り付きや数カ所の急峻な登り
下りは、それぞれに思わぬ危険が潜んでいるのを想定して、一般の登山道を歩くときより十分な
注意を払って歩行した。
地図読みに慣れていないときは手も足も出ない状態であったが、歩きの途中でコンパスサークル
の先輩に、ピークから延びる尾根の様子や標高10m毎の等高線では表れない隠れピークの存在など
を丁寧に教えていただき、実際の歩きと地図を見比べて少しずつ分かって行くのを実感した。また、
地形によっては、コンパスを細かく合わせないと目的とは異なる別な尾根に引っ張られてしまうこ
ともお話しいただいた。
里山歩きは小さなアップダウンが思ったより多く、地図が少しでも読めるようになると現在地確
認の練習に好都合であった。しかし、私にとってはまだまだ未熟で、今日も先輩たちのリードがあ
って少し分かるのであって、自分一人で歩くとなったら、確信持って歩けるにはほど遠く、非常に
心細い歩きになるに違いないと思った。
このような経験を積むことによって、確実に地図読みが上達し、楽しくなるのを味わった。
三角点のある唐沢山と昼食を取ったピーク(地元では石尊山と言うらしい)で1班と2班が一緒
になったが、班ごとの歩きとなり、縦走の最終地点である小屋に先に着いた2班の人達は、1班が
到着するまで待ってくれた。出発地の車を回収して、ほぼ予定通りに帰路に付いた。ルートファイ
ンティングのご指導をくださった諸先輩に感謝感激でした。
最後にこの記録は、投稿者の他リーダーの資料を基に作成しました。(記録:T田R子) |
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