調査山行〜西吾妻山〜

西吾妻小屋で日頃の疲れを癒すために、十分な睡眠をとってきました。


日時:平成2041213日(土・日)

山域:吾妻連邦

ランク:B

地図:吾妻山(1/25000)

目的:残雪と展望

集合場所:大谷 5時00分

歩行時間:11時間00分

コース:(12日)大谷⇒東北道⇒磐越道⇒磐梯猪苗代IC⇒グランデコスキー場→リフト終点→1834m→西大巓→西吾妻小屋

   :(13日)西吾妻小屋→西吾妻忍神社→天狗岩→西吾妻山→西吾妻小屋→西大巓→1843m→リフト終点→グランデコスキー場⇒フキノトウの群生地(秘密の花園)⇒温泉⇒磐梯猪苗代IC⇒磐越道⇒東北道⇒宇都宮IC⇒大谷

概要:グランデコスキー場より吾妻連峰最高峰・西吾妻山へ。時間があれば展望の良い人形石まで足を伸ばそう!

参加者:N科T子(CL)、A間Y江、I藤H子、す〜さん、しばちゃん(5名)

【感想】
 昨年の11月に西吾妻に挑戦して、新雪のため、なかなか進めず撤退した想い出があるので、再度、残雪のもとでの挑戦となった。今回も前回どおりグランデコスキー場よりスキーリフトの終点まで行き、1843mにコンパスを合わせ、西大巓への尾根に取り付き、そこから西大巓へゴーである。スキー場の登りは単調な登りが続き疲れた。リフトの終点で休憩後、地図にある1843mにコンパスを合わせて森の中をみんなでラッセルを交互に繰り返しながら、目指した。昨年の暮は季節外れの大雪による新雪のためスノーシューでも腰まで埋まってしまう程だったが、今回はつぼ足でも大丈夫なほど雪がしまっていた。ところが1843mのある尾根に出ると匂いのしないガスが、あたりに立ち込め始めていた。でも、ここで休憩(小)をとり、今度は西大巓にコンパスを合わせてゴー(参考までに私とあのひろみゴーとは同じ年の同級生である。しかし、育った場所が違う。でも、なんとなくそんな感じがするよね〜。)何とか、ガスの中の直登の甲斐もあって、フ〜っと、西大巓に到着した。頂上には、ガスの中、どうするか西吾妻まで行こうか?戻ろうか?と思案する人達が集まっていた。確かに考えるよね〜。写真のような天気では?結局、他のスキーのパーティーは誰も西吾妻には向かわなかった。ここで我々は、記念撮影をして、西吾妻(小屋)にコンパスを合わせてゴーゴー。「じゃあ、今度は私が先頭やりま〜す。」っと、コンパスを出そうしたが、忘れたのでN科さんから借りてスタートを切る(ちなみにコンパスを借りたので、寒かったときシュラフカバーを貸したので借りは残らなかったと思う。)。コンパスをへその前に合わせて方向だけは間違わないようにと、ガスの中、尾根を下るのは結構・・・・・の感じがした。鞍部に出たところで、す〜さんにチェンジ。す〜さんの足取りは軽く、このガス(サリンではない)中を、「あった小屋があった。」っとの声で西吾妻小屋にと到着した。とにかくお疲れさまでした。「ここからは、地形は平坦になり、平坦になると目標地点が定まらないので、このガスの中ではヤバい」との判断で、今日はここまでになった。どうせ誰も来ない西吾妻小屋を5人で貸切、12時に昼食し、その後、おでんパーティーで宴会をし(何だか最近、いけないと思うのだが、これがピークを目指すよりも主になりそうで、病みつきになったら、「ヤバイ」と思う自分に不安を感じる。)、よく覚えていないけれど4時位に寝たようだ。寝たあとは、5人だけの貸切の小屋(スウィート)は、寒かったらしい。ZZZZZZ〜。

西大巓の頂上と西吾妻小屋です。

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 さあ、夜が明けると曇ってはいるがあたりはよく見える。早速、朝食をとり(メニューは雑炊またはおじやのチーズ入りごはんだった。あとは秘密だよ〜ん。)、あと片付けを済ませ、西吾妻神社、天狗岩、梵天岩を経由して、西吾妻山に向かった。途中までは、曇ってはいたけど展望はよかった。西吾妻の尾根に取り付くと辺りは、サリンいやマスタードではない自然のガスに包まれてしまったが、頂上をゲットすることができた。「ひでき感激!」(す〜さん)、雪の西吾妻にはじめて来ましよ〜。これもきっと・・・・・・・・・。こんどはガスの中、西吾妻小屋にコンパスを合わせてスタート。ガスのなか、とにかく小屋へ行ってから、西大巓を目指すことになった。西吾妻のピークらしいところも分からないまま、小屋にコンパスを合わせてスタート、少しずれてはいたが、西吾妻小屋に到着した。ここからいよいよ、西大巓へ。西大巓へは少し歩くと昨日のトレースが分かったので、ほっと、胸を撫で下ろすことができた。この尾根を登ること30分位で誰もいない西大巓へ到着した。ここで休憩後、スキー場のリフトの終点に向けてゴーだ。途中、変なところをトラバースすることもあったが、無事、スキー場の終点に到着した。スキー場にはこれからスノーシューで登ろうとする人たちが十数人いた。「ここのパーティーは女性の方が強そうですね〜。」と声を掛けられ、「ぴったしカンカン、大当たり」で〜す。当然なので即答した。

小屋から出発するときの写真です。天気はまずまず。
天狗岩のところでとったものと天気が急変した西吾妻山頂でのものです。
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無事、グランデコスキー場に到着したので、これから昼食をとり、フキノトウ狩をして、入浴してから、途中、薄皮饅頭を試食(食べ放題?お茶飲み放題?)して帰路に着き、昨夜の十分な睡眠のお陰で、車中では誰も眠ることなく無事、大谷に到着しました。冬の西吾妻素晴らしかったですよ。


今朝のシーンとフキノトウ狩りのシーンです。山と平地では気候が違いますね。フキノトウ狩りに精を出す人たちです。

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Last Update :08/04/29
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