定例山行 『根本山〜三境山縦走』

桐生北部の静かな尾根を縦走しました。

【感想】

今日は、桐生の山、根本山から三境山の縦走の定例山行だ。壬生に600に集合・出発、遅れてくる人もなく定刻どおり出発となった。顔をマスクで隠している人が多くなるのも、この時期の山行の特徴でもある。結構、息苦しくなるだろうなあ?と思いながら車をスタートさせ、R293から飛駒へ向かう(足利〜桐生線)にて、梅田5丁目を目指し、登山の起点となる石鴨の登山口に到着した。本来ならば三境林道の三境トンネル付近に車回しも考えられるのだが、以前、そこで車上荒しにあったとの話もあるので、今日は三境トンネルから石鴨の登山口までタップリ、杉花粉の中を歩いて貰う計画とした。また、最初の計画では登山口から「沢コース」の予定であったが、寒いと石の表面が凍っていたりすると危ないので「中尾根コース」に変更した。

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そんな訳で、準備していよいよスタートとなった。今日は天気が良いから赤城山、浅間山、日光連山等々が見渡せるぞ。沢コースは全体的にフラットなところを水のせせらぎを聞きながら登るが、今日の中尾根コースは根本山までずうっと登りのコースが続く。途中、何度か休憩を入れ2時間程度の登り後、最初の目的地である根本山の山頂に到着。また、ここを山行するにあたって、ネットで調べてみると、ツアーで「氷室山から根本山から三境山」の縦走の案内があったが、結構、興味をそそられる山行だなっと思った。小型バスではちょっと道は狭いかもしれないが、マイクロバスならばこの山行も可能ではないか、などと考えてみると面白いだろうなあ〜。

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根本山からは少し尾根沿いを歩き、熊かイノシシにかじられたような道標から方向を赤テープのある方向に急降下する。急降下が済むと正面に小さなピークが現れる。ここのピークは越えずに斜面をトラバースする。この斜面にはトラバースし易いように、クサリやトラロープが設置してあった。ここでやっと、根本山山頂であった1名のほかの1名と出遭った。話を聞けば、黒坂石から登ってきたとのことであった。今度は「黒坂石」からなどと欲が出てしまう。その後は、何度かピークを登ったり降りたりしながら稜線あるきを楽しんだ。三境山に向かう稜線からは日光連山が見る方向が普段と違うので、違う形で見えた。天気が良いので素晴らしい。また、稜線上はこの辺は上州の風が強いためか、あまり歩かれていないはずなのに木の葉も落ちていないほどだった。

三境山への尾根から日光方面です。 三境山山頂です(上)。
三境山への登山口です(右)

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三境山の手前のところで、もう直ぐ三境山なのでゆっくりと昼食をとった。昼食中、葛飾から来たという人にあった。本日3人目である。三境山へ向かう人はこの人、一人っきりであった。どうやら、沢コースから登ってきたとの事である。駐車場の車の数からいえば3人しか遭わなかったのは不思議なくらいかもしれない。たぶん、他の人たちは根本山〜熊鷹山のコースをいったのであろう。ここで昼食後、今度は次の目的地である三境山へ向かった。最終目的の三境山に到着すると、先程の人が昼食中で、昼食後、我々の集合写真を撮って貰った。ここでしばしの休憩後、三境トンネルに向けて下山開始。下山の途中の登山道は結構、整っていて歩きやすかった。トンネルからは折角の機会なので、約1時間の三境林道を楽しい山話、世間話等して親睦深めながら歩いてもらった。楽しい会話と長ーい林道歩きを満喫した後は、無事、登山口に到着。林道歩行中は、リモコン飛行機の飛行場や神社なども発見できた。やはり、歩くことは素晴らしいことと再確認した1日であった。また、SLを花粉症ながら務めてくださったH野さん、会計係を務めてくださったK山さん、A斎さん、車を出してくださったN川さん、大変、お世話になりました。

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Last Update :08/04/17
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