定例山行〜中禅寺南岸尾根〜
西吾妻から急遽、中禅寺湖畔の南岸尾根に変更となった。朝6;00時に大谷を出発し、日光歌が浜の駐車場に向かった。途中、日光自動車道からは正面に男体山、右手前方には女峰山が見えてきた。今日は、天気が良く日光の山々が太陽に照らされ白銀を帯びて素晴らしい。今日の南岸尾根は今回で3回目となり、全て天気に恵まれている。今日も期待できそうだ。そんなことを考えていると、中禅寺湖畔の歌が浜駐車場に到着。中禅寺湖は風もないため、湖面は波紋も全然無く、逆さ男体山が見事に写っている。準備を整えて、歌が浜駐車場から阿世潟を経由して、南岸尾根に向かった。阿世潟を過ぎる頃からトレースがあまりはっきりしなくなり、スノーシューに履き替える。スノーシューに履き替えてからも、中禅寺湖の湖面は波紋もなく、静かな逆さ男体が写っていた。
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今日、我々が目指す南岸尾根は2本目の南へ向かっている尾根である。現在地を確認し、最初の目標となる1557mのピークにコンパスを合わせて出発だ。3月と言えども、日光の天気は低くを急登の尾根には雪はないが、土が凍っている状態で油断をすると滑って落ちてしまいそうだ。凍った土の尾根を滑らないように注意しながら鼻付き八丁の上りを約1時間程、頑張ると最初のピークに到着した。ここのピークで方向を変え、つぎの尾根を目指す。こんどの尾根は雪があり、吹き溜まりは腰位まで雪が積もっていた。風の強いところは雪はないが、吹き溜りには大量の雪が積もっていた。2つ目の1633mピークに到着。ここからは、社山と黒檜岳の分岐にコンパスを合わせて尾根を直登そして直進するのみだ。
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このピークから分岐のピークまでは、地図を見る限り2つのピークがあり、両方とも南に向かっての登りの尾根であるので、北風が吹き付けるので雪の吹き溜まりが予想された。やっぱり、このピークを登るときはつぼ足では腰まで埋まってしまうほど雪が積もっていた。早速、スノーシューに履き替えて分岐を目指した。この辺までの尾根歩きは、後ろに「男体山」「太郎山」「山王帽子山」等が凸凹凸凹と恐竜の背中のように見え、また、西側(右手)の方向には「白根山」が素晴らしい展望で迎えてくれた。大粒の汗をかきながら、2つ目のピークを登るとなだらかな稜線となり、鹿の○ンを踏みつけ?つつ歩いて行くと社山の分岐に到着した。ここで昼食。鹿の新しい○ンや古い○ンを踏まないようにザックを降ろして、昼食となった。「ごちそうさまっす〜。」男体山をバックにあったかランチでした。
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昼食後は、東側前方に見える社山を目指した。社山へは赤テープを参考に登って行くと丁度社山の頂上の南側に到着した。ここからは昨年やった社山南尾根や足尾山塊が見えた。さらに少し登ると社山の頂上に着いた。社山で記念撮影をして阿世潟峠を目指した。途中では眼下に中禅寺湖が見えたり、自分の目線と同じ高さに男体山が見えたり、素晴らしい天気と展望だ。阿世潟峠では昨年来たとき、ここのベンチ?(「いっちゃだめよ」の柵)に腰掛けてとった昼食のことを思い出しながら休憩した。後は、阿世潟へ出てそこからは歌が浜駐車場まで早歩きで戻ってきた。本当に天気も良く風もなく穏やかな山行日和であった。ここは本当にいつ登っても飽きないだろうなあ〜と自分でも感動した。みなさん、お疲れ様でした。今回、来れなかった人!来年、来ませんか?来たい人、この○×触れ! 以上です。
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Last Update :08/04/17
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