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定例山行・小峠〜刈込湖

日 時  2008年2月10日(日曜日)
山 域  日光 地 図  男体山(国土地理院25000/1)
集合場所  大谷 6時00分 天 候  晴れ
参加者 Y岡M徳(CL)、S口M穂(SL)、
A山K夫、 I 英淑、S藤K美、I藤H子、K子Fミ(会計)、K柄K美、S木R美子(会計)、T木K子、W妻T子、 F谷I宇、A斎H子(記録)・・・合計13名
コース・参考タイム 大谷P(6:05)==日光湯元P着(7:50〜8:20)・・・登山口(8:40)・・・小峠(10:35)・・・刈込湖(昼食11:40〜12:10)・・・小峠(12:40)・・・蓼ノ湖(13:05)・・・金精道路(13:25)・・・湯元源泉(13:35)・・・日光湯元P(13:50) ==入浴(山の宿)==大谷P着16:25(〜解散)) 
      ※=車移動 ・・・歩行  
 前日の天気予報では山岳方面は大雪との情報で、あわや「中止」となりかけたのが、CLの熱意が伝わった お陰で車の手配ができ、予定通り決行となった。
 前日からの積雪が路面を凍らせているにも拘らず集合した参加者13名を乗せた車3台は日光高速をゆっくり北上。 車窓からは、徐々に明けていく明るく雨雲の切れた青い空や、うっすらと雪を被った木々や山並みが美しい稜線を 見せてくれた。自然の鋭気を五感で感じ今日の元気を体に吸収させる。宇都宮から有料道路終点まで穏やかだった 道もさすがに積雪あり、白銀の世界は私たちを迎え入れた。

 雪景色を眺める暇もなく、冬道の「いろは坂」を慎重に進む名ドライバー達のおかげで、無事に駐車場へ 着いたものの・・・・なんと除雪が始まったばかりだった(落胆)。時間がないので仕方なく「強行突破!」 宜しく、4輪駆動の馬力でラッセル駐車(拍手)!

 積雪15〜20cm程の湯元は晴れて風もなく穏やかな朝を迎えていた(湯の湖は凍っていませんでした)。 私達は早速、準備を整えCLの説明のあと、車ごとに3班に分かれて歩いて登山口へ向かう。登山口にて 各々ワカン、スノーシューを装着し、三つ岳林道を小峠に向かってスタートした。  
 
*写真をクリックすると大きくなります。


日光湯元駐車場にて


三つ岳林道を行く
踏跡のない新雪の三つ岳林道。
一汗かいて脱ぎタイム休憩
外山尾根などの美しい稜線

しばし美しい稜線に足を止める
小峠に到着、休憩 小峠にて記念撮影 夏道を外れてドビン沢へ
雪の季節しか入れないドビン沢 途中で休憩 刈込湖へ向かう
 
  登り出し付近では積雪20cm程度、ふみ跡の無い雪上をCLがトップでラッセルしてくれ、その後ろに 続きました。途中の迷いやすい分岐やカーブ地点などのポイント地点で、地図とコンパスで現在地を確認した。 途中の見晴らしの良い地点では、外山、白根などが美しい稜線を見せてくれたので、しばし足を休め息を整え、 写真撮影などをした(この後、積雪は徐々に増えていきます) 小峠では別の小グループと出会った。

 休憩後、夏道を外れて、雪の季節しか入れないドビン沢方面を経て刈込湖に向かう。まだ踏み跡はなく、 新雪の吹き溜まりが深い。今度はSLがラッセルして前進。いよいよドビン沢へと入っていきます。

 開けた平地で小休止しながら、目標物の選定などをCL、SLが指導してくれました。 この後メンバーの一人がラッセルを交代し刈込湖へ向かう。途中の沢筋の岩場からは、間違って沢に落ちない ようにとSLが先頭を歩き、危険回避の誘導をしてくれた。 足元に十分に注意をしながら、全員無事に「刈込湖」へ到着♪(ヤッホー!)

 踏み跡のまったくない湖畔の景色を眼下に収め、湖畔を歩く人、写真を撮る人、雪にダイブする人など、 わずかな時間を楽しく団欒して過ごした。
 

沢筋の難所も前日の雪で通りやすい。

刈込湖に到着、ヤッホー!


雪の刈込湖



楽しかったね!!



急坂での尻セード
*写真をクリックすると大きくなります。
蓼ノ湖付近にて
   昼食後は、雪化粧した景色をもう一度瞼に刻み、来た道を戻った。先輩のワカンの力を借りて急登をクリア しながら小峠まで戻り、「蓼ノ湖」へと降りていきました。 急な坂は尻セードの練習をしながら楽しく通過しました♪ そして、下山途中も地図とコンパスで現在地を確認しながら進み、蓼ノ湖に到着した。

 小休止後、凍てつく「蓼ノ湖」を渡ることに・・・・。 SLの誘導で10m間隔にひとりずつ、(氷が割れないかドキドキ!) 2〜3名が進みだすと、途中で「水がしみ込んできた」という声に、一瞬ビビリましたが (私だけ?)微妙にルートをずらしながら前進。もちろん全員無事に渉りきりホッとした事は言うまでも ありません。(良い経験になった?!)  
  雪の蓼ノ湖

恐る恐る渡る
尻型?!

鼻型?!


童心にかえって、
楽しかったね!!
終点の金精道路にて  
 そして、いよいよ道路に出るというので、雪がたっぷり積もった平らな場所で、尻型・鼻型を付けたり、 埋れたり滑ったりと雪にまみれ童心にかえり、思い出を刻みこんで、今日最後の登りを越え温泉源へ下山、 元気に駐車場へ到着。

 近くの温泉では冷えた体を温めゆっくりと疲れを癒し、自己紹介をした。 そして、奥日光を後に大谷駐車場へ到着したのは日暮れ前でした。

 実は、道路の悪条件による現地到着でスタートが1時間遅れたにも拘らず、ほぼ予定時刻に大谷に戻れました。 これは奇跡というより、CL.、SLの力と全員のチームワークの賜物と痛感するところです。
・・・きっと、晴れ男・晴れ女の悪運の強さにすべてが味方についたのだ!という説も(笑)♪

 最後になりましたが、前夜まで色々と手配をしてくださったCLのY岡さん、当日に急遽SLとなったS口さん、 車の運転も含めてお世話になり、ありがとうございました。また、お子さんの車を貸出してくださったK柄さんも 往復の運転とお疲れ様でした。感謝します。また同行したメンバーの皆さん全員にも、適切なアドバイスを いただき安全で楽しい1日を共有させていただいた事に心より感謝し、敬意を表し重ねて御礼申します。 また来年も宜しくお願いします。  
【A斎H子 記】


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