定例山行 『陣馬山〜景信山〜高尾山縦走』

陣馬山から景信山、高尾山と富士山や眼下に広がる大都会の眺望が素晴らしかったです。

今日は、久しぶりの40数名の大ハイキングとなった。大人数のため小型バス2台のバスハイクである。大勢の参加者であっても、壬生を予定時間5時出発する。ちなみに筆者は2号車で3班の参加者である。したがって、2号車と3班の話題が中心となるかも知れないが、できるだけ参加者全員に気を配って報告したい。さて、2台のバスは壬生ICから東北道、首都高速、中央道を相模湖ICで高速を降り、陣馬自然公園の駐車場に到着。最初の計画では和田峠から陣馬山を目指す予定であったが、途中の道路が冬季閉鎖のため、陣馬自然公園の駐車場が起点となったらしい。したがって、1時間弱ほど歩行時間が多くなるとの報告がOの田SLからあった。公園の駐車場にて所用を済ませ、ところどころに雪が凍っているところがあるので軽アイゼンを装着した。そして、ここから登山口を目指した。途中、道路をアイゼンを装着したまま歩いたので、アイゼンの音に犬がびっくりしたせいか、「ワンワン」吼えられた。40数人の足音だからさぞかし犬もびっくりしたことであろう。途中、地図を取り出し現在地確認などを行った。出発してから約1時間10分くらいで陣馬山に到着した。真っ白になった富士山が素晴らしかった。

陣馬山までは雪の道を歩きました。 最初の目的地である陣馬山に到着、各班ごとに写真を撮りました。

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陣馬山で小休止のあと、今度は景信山を目指す。最初の概要のところには低山ハイクとあるが、数日前に降った雪が連日の寒波のせいで登山道が凍っていたりして、歩きに高度なテクニックがいる。軽アイゼンを着けようかと迷うところである。全体的に急な登り坂もなく全体的に楽々ハイクだ。しかも天気が良いので、西の方向には富士山や南アルプスが良く見える。だが、見とれていると凍った登山道で転倒するので要注意だ。途中、堂所山にて休憩し、その後、景信山に向かう途中の下り坂では滑って転ばないように注意して降りた。怖がると腰が引けてしまい、ますます滑りやすそうな歩き方になってしまうので要注意だ。やっと、久しぶりの急登を登ると景信山の山頂に到着。さすが東京の山だけあって人が多い。昨年の暮にいったハンター(ハンターさんお世話になりました。)にしか会えなかった西上州の山とは大違いだ。頂上は茶店もあり、いろいろな食べ物が販売されていた。中身は中国産だったりして?頂上からは東京の高層ビル街が手に取るように見渡せる、素晴らしい展望だ。ここでやっと昼食タイムだ。午前の部、終了っと。

明王峠にて(1班) 堂所山にて 景信山で(3班) 景信山での昼食風景(眼下には大都会東京が・・・あ〜あ〜果てしないい♪)

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景信山にて昼食を済ませると、最終目的地の高尾山に向けてGOだ。景信山からいろいろな道があって、間違えるととんでもないところに降りてしまいそうなので、次に目的地である小仏峠にコンパスを会わせてスタート。少し下ると登山道は雪が凍って、カチカチになって滑りそうだ。下に滑ってしまえば、歩かなくてすむので楽なような気がするが、打ち所が悪いと今シーズンの山行ができなくなってしまうので慎重に歩く。滑ってズボンが汚れると、格好悪いので、滑らないように折角用意してきた、軽アイゼンを着けることにする。軽アイゼンを着けるとさすがに歩き安い。しかし、足が重い。やっと城山に到着した。城山で記念撮影するも、シゲちゃんの尻に泥が沢山ついていた。写真は前から撮った(分からないように)。城山から相模湖や富士山を眺め今度は目指すは高尾山だ。城山もいろいろな登山道があって、コンパスと地図で方向を確認してスタート。だが、1班は逆の方向に向かって歩いて行くぞ?携帯するが電源が切ってあるので通じない、どうしよう?まあ、下れば高尾山に着かなくても登山口に行くだっろう。と我々はコンパスで合わせた方向を進む。さすが、都会の山は平地と同じでいろいろなバイパスがあるもんだと思った。途中まで下りると1班の進んだ道と我々の行った道は合流してたので安心。途中、展望の良いところで休憩して、最後の登り坂を登り、階段を登ると高尾山に到着した。

滑らないように 城山山頂にて 富士よさらば 高尾山山頂に到着 どこまで見えるかな お金のある人?

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高尾山は都心と近いし、ゴンドラなどがあるので若いカップルが沢山来ていた。「こういう時代も私達もあったと思うと胸が熱くなる(私は?)。」そんなわけで、天狗伝説の薬王院を見学後、ゴンドラ等文明の力で降りるグループと折角だからと道路を歩く節約グループに分かれて高尾山口を目指すことになった。我々、3班は必死で歩いて、楽々グループよりも早く着ければと努力したが、文明の力にはかなわなかった。それにしても、アスファルトの道路の長いこと、あきれるほどであった。京王線の高尾山口に到着すると、バスと楽々グループが待っていてくれた。その後、各班がそれぞれ到着して、本日の山行が無事終了した。それでは全員準備完了後、壬生に向けて出発。今日は、40数人と沢山の山行となり、それをリードしてくれたA間リーダー、Oの口リーダーお世話になりました。大勢の山行も小人数にはない楽しさがあるものだと感じました。たまにはこういう山行で会員相互の親睦を深めるのもよいものではないかと思う。本当に皆さんご苦労さまでした。

薬王院に到着しました。2枚目の団子屋さんは、テレビドラマにもなったくらい有名だそうです。 やっと駅に到着しました。

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