07年9月14〜17日(金〜土)調査山行〜双六岳〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳
9月14日(金)晴れ | 壬生=伊勢崎=上信越高速=新穂高温泉 | |
9月15日(土)晴れ | 新穂高温泉〜小屋〜鏡平小屋〜双六小屋 | |
9月16日(日)雨 | 双六小屋〜双六岳〜三俣蓮華岳分岐〜黒部五郎小屋〜(カールコース)黒部五郎岳〜(カールコース)〜黒部五郎小屋〜三俣蓮華岳〜双六小屋(カールコース) | |
9月17日(月)雨 | 双六小屋〜(笠ヶ岳方面へ)〜笠新道経由〜新穂高温泉=上信越高速=壬生 | |
参加者 | A間Y江(CL)、I鼻H男、M田M男、S山S | |
※コース時間は、予定時間よりも早く、参考とならないかも知れないので記載してありません。
9/14(金) 私は仕事終了後、集合場所に間に合いそうもないので、上三川から壬生まで高速で行った。天気も良さそうなので、今週も期待できる。集合場所に着くと全員が集合していて、早速、私の運転で新穂高に向けて出発した。途中、伊勢崎ICに8時過ぎに到着。残念ながら通勤割引は使えず。このクラブ入るまでは、仕事を終えて、新穂高(岐阜県)まで車で向かうなぞとは想像だにしていなかったことだ。しかも、今夜は野宿して山に行くなど、全然、考えもしていなかった。本当に、ケチケチ山行だが、気持ちだけはリッチな山行である。沢渡や久しぶりの釜トンネルを真夜中に車を走らせるのはあまり気持ちの良いものではない。動物がとび出してきそうで・・・。途中、道を間違えたが午前1時近くに新穂高温泉に到着。さっそく、テントは張り軽い食事をとり、仮眠。
9/15(土) 早速、4時30分起床、温泉の客が目を覚ます前に、無料駐車場へ移動して、ここから今日の行動開始。今日の目的地は双六小屋まで、振出に戻らないように出発開始。林道を歩いて行くとワサビ平小屋に到着。それから数十分あるとく小池新道の登山口に到着する。ここから本格的な登り開始だ。天気も良く、今日は相当暑くなりそうだ。水分と休養を十分取りながら、歩いて鏡平山荘に到着、ここで明日昇る予定の槍ヶ岳とそれに続く西鎌尾根を見ながら、昼食をとる。Mちゃんが山荘で、カキ氷を買ったので、記帳な1口を戴いた。「あっ〜、うめえ〜!!!」
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昼食を食べて、これから双六小屋に向かう。ここから弓折岳の分岐までは、登りがきつそうだが、それからは小屋へは楽そうで、早くつきそうな感じがする。やっぱり、予定よりも早く到着した。しばらく、ミーティングをしてから、夕食まで時間があるので、昼寝をした。夕食時間となったので、目を覚まして、素泊のためでみんなで夕食の準備をした。今日のメニューも豪華だ、 食事の後は、明日の槍ヶ岳に備えて寝るのみ。
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9/16(日)朝、目を覚ますと雨風が強く、ガタン、ザ〜という音がする。4時30分?の予定時間に起床して、朝食の準備に取り掛かる。今日の朝食のメニューもチーズ入りの雑炊を初めとした豪華メニューだ。朝食を食べていると、もう、槍ヶ岳へ向けて出発してパーティーがある。我々も、朝食を済ませて出発の準備にとりかかる。ところが、出発の準備をしていると、食事のときに出発していった人たちが帰ってきた。どうやら稜線上は風と雨が強くて、やばいため戻ってきたらしい。我々もいろいろな情報を収集して、天気もよくなりそうもないので、今日は、槍ヶ岳・西鎌尾根を中止して、双六小屋から双六岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳に変更して、6時20分に行動を開始した。双六岳からは、一時天気が良くなって笠が岳が良く見えたが、それからは1日中、どしゃぶり山行だった。槍ヶ岳は行けなかったが、その代わり、黒部五郎小屋から黒部五郎岳へのカールは素晴らしかった。今度は花の季節に来て見たいと思った。その日は、雨の中、黒部五郎岳をピストンし、双六岳へは5時ちょっと過ぎに戻った。大夫、歩いた1日だった。アルプスは天気によっては、いろいろなコースを選定できるので、やはり、25000分の1の地図だけでなく、もっと、大きな地図も必要ではないかと感じた。食事時のミーティングで明日の予定は、笠が岳に寄って帰ろうとも計画案がでたが、よく考えてみると明日はクラブの定例会で「山行計画の集い」があり、その準備もあるのでできるだけ早く帰ることになった。予定は笠新道を回って帰ることになった。明日は晴れますように!
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9/17(月)今日は最終日だ。天気は今のところ、なんとかもっている。それでは、朝食の準備をして出発だ。弓折岳で秩父平と天気は何とかもっている。しかし、笠が岳方面から来る人たちはみんなカッパを着ている。秩父平を過ぎ、抜戸岳に向かって登ってゆくと次第に天候は悪くなってきた。途中、抜戸岳に登ろうとしたが、雨・風が強くなってきたので、省略し、当然、笠が岳は「明日の山行計画の集いがあるから・・」中止して、笠新道を降りて戻る。笠新道では、何匹ものライチョウと出会う。ライチョウもだんだん冬支度をしているらしく白い服が目立ってきた。杓子平にはいるとこの辺も夏の花の季節はすばらしいだろうと感じさせる。花の季節には、笠新道から笠が岳へ行って見たいと思いながら歩いていると、だんだん下りが急になってきた。すれ違う人も息遣いがかなり荒くなっている。やっと、急な笠新道を降りてくると、水場のある登山口に到着した。ここで、すこし遅くなったが昼食のラーメンをとった。また、食事の準備をしていると抜戸岳の分岐まで一緒だった関西の人も、雨風が強くなってきたので、笠が岳を断念して降りてきたらしい。また、今日(月曜日)から我々の目指した槍ヶ岳へ行って、それから西穂高の方を目指す予定を立てて、天気が悪くなったら、別のコースへ行ってなどと何コースも計画を立てて優雅に山行を楽しんでいる人にも出合った。私も明日(仕事)のことを考えずに、いつかこんな優雅な山行をしたいものである。そんな訳で、新穂高温泉まで林道を歩き、そこから車で温泉に行き、疲れを癒してから上信越高速・伊勢崎を経由して、壬生に無事到着した。「明日もまた、忙しいなあ〜。」と思うと疲れるが、山行で仕事の疲れを癒したので、明日も頑張ろうっと(山行計画の集いも・・)。みなさん、明日もよろしくお願いします。今回もお世話になりました。
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