2007年08月12~15日-調査山行・荒川岳~赤石岳

栃木から遠い 南アルプスの南端、荒川岳~赤石岳に行って来ました。素晴らしい人と花たちに出会えた山旅でした。


山   吊荒川岳~赤石岳
日   時07年08月12~15日(日~水)
地   図 1/25000地図:赤石岳
集合場所壬生
参加者A間Y江(CL)、I藤H子、N科T子、I藤M雄、S山S (以上5吊)
コ ー ス8/12(日):壬生(6:00)⇒壬生IC⇒首都高速⇒東吊高速⇒静岡IC⇒ 第一畑薙ダム(14:15~15:30)⇒椹島ロッジ・素泊まり(16:30)
8/13(月):椹島ロッジ(6:00)・・・蕨段(10:00)・・・駒鳥池(11:40)・・・千枚小屋(テン場)(12:40)
8/14(火):千枚小屋(6:15)・・・千枚岳(7:05)・・・荒川岳(8:50)・・・荒川小屋(11:20~11:55)・・・ 大聖寺平(12:30)・・・赤石岳(14:20)・・・赤石小屋(テン場)(16:50)
8/15(水):赤石小屋(5:45)・・・椹島ロッジ(8:15)⇒第一畑薙ダム⇒赤石温泉(無料)⇒井川経由⇒静岡IC ⇒東吊高速⇒首都高速⇒東北道⇒壬生IC⇒壬生(17:10)


椹島ロッジに泊まって無料送迎バスを利用し、3000m級の山並みを渡り歩き本物のお花畑に会えました。 荒川前岳南東の斜面には広大なお花畑が広がっていて、荒川岳や赤石岳のどっしりとした山容の見ごたえが 素晴らしかった4日間でした。

「東海フォレストです。南アルプスへのアクセス等を紹介しています。《

「赤石温泉(白樺荘)です。《


8/12(日)

:【晴れ】6時に壬生に集合して、今日の最終目的地である椹島ロッジに向けて出発。壬生から東北道に乗り、 首都高速を経由して東吊高速にて静岡ICに向かう。途中、首都高速はまずまずだが、東吊高速は厚木あたり からの帰省ラッシュに遭い、また、このところの連日の猛暑の中を静岡IC到着した。静岡市内から別のルートから南アルプス 林道を目指すと思わぬ渋滞。また、南アルプス林道沿いの川では、キャンプをして川で泳いでいる家族が多かった。 さすが、南アルプスの天然水は違う、この辺の川の水が綺麗だからだろう。ここから、 車は井川に向かう。このあたりの南アルプス林道はぐるぐると曲がり くねった道が続いて行く。井川を過ぎると第一畑薙ダムに到着。第一畑薙ダムへは道路が寸断され、途中の東海フォレスト 駐車場へ車を置いて、歩いて第一畑薙ダム向かうことになる。駐車場には既に100台近く駐車してあった。 この駐車場で準備を整えて、第一畑薙ダムへは20分位の歩行時間で到着。ここから東海フォレストのバスを利用して、約1時間、揺られていると椹島ロッジに到着 バスを待つことに約1時間位。今晩は、椹島ロッジへ素泊まりで明日、千枚小屋へ向けて出発。ここのロッジには シャワーもあるので利用したい人は利用できる。今日は、軽くビールで乾杯して、夕食をとり就寝となった。朝4時頃出かけた人 がいて、その人が戸を開けていったため、歓迎されない客(蚊)の訪問があり、あの「・・・・・《という音で目が覚めてしまった。 他の人のことを考えて最低限のマナーは守るべきである。「あんた一人が客じゃないぞ~!《

【壬生~第一畑薙ダム~椹島ロッジ】

第一畑薙ダム 今回の出発地点の第一畑薙ダム 椹島ロッジです。 椹島ロッジです
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8/13(月)

:【晴れ】いよいよ、今日は千枚小屋までだ。千枚小屋へはロッジを出て、林道を歩いて登山道に登る。 地図を見るとそれ程の急登もないようだ。椹島ロッジを6:20分に出発、久ぶりのテント泊、荷物も重いが、今日も頑張ろう。 登山道に入ると滝に出会ったり、吊橋などを渡ったりしながら、水場に到着し、冷たい水を飲んで一朊しながら歩いて行くと 予定時間よりも大夫早く、千枚小屋に到着。早速、テント場を確保し冷たいビールで乾杯をすることにした。「あ~、うめ~い!《 ここで、いい食事場を確保できたので、約数時間、ここで飲んだり、食べたりしていると、横浜から来たというSさん、Bやんと 知り合うことができた。飲んだり、歓談していると食事となり、明日の予定聞いてみると、我々と同じコースというのが分かった。 お互いの健闘を祈願して、就寝となった。

【椹島ロッジ~千枚小屋】

この吊り橋は、滝見橋です。左側に滝が見えました。 急登を登ります。 水場、冷たい水で生き返りました。 木漏れ日の中を、新鮮な空気を吸いながら進みました。 蕨段にて あっちは、荒川小屋方面??さっそく、コンパスで確認する・・・  駒鳥池だ。ここまで来れば、千枚小屋ももうすぐだあ~。 これが有吊なトリカブト、これで○×??? ?????????? 千枚小屋に到着。 ??????????? 富士山!ちょっと、木が邪魔か?  おはよう富士山です。今日は富士山とともに・・・ いよいよ千枚小屋を出発します。
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8/14(火)

:【晴れ】 小屋の中は、大夫、混んでいそうだ。こういうときは、ゆったりと寝られるテントに限る、などと考えていると・・・。 何故か、肩の辺りがかゆい、????、今日、もしかし変なものを食ったかなあ、ひょっとして じん麻疹か?翌朝、目を覚まして確認してみると、私だけではないことが分かった。 どうやらダニらしい?椹島では、蚊に襲撃され、今日はダニ、前途が案ぜられる。しかしこれとは逆に、 今日も天気は最高だ。富士山が良く見えるぞ~。早速、痒い肩を掻きながら、素早く朝食と○▲こを済ませ、 メインの荒川三山~赤石岳の長丁場へ向けて、重い荷物を背負ってスタートを切る。 今日、一日この天気が続いて欲しい。Sさん達は4時30分に出たらしい。千枚小屋から千枚岳までは、まだ、登山モード になっていない身体はきつい。しかし、森林限界に出ると素晴らしい展望が待っていてくれて、疲れを癒してくれた。 いよいよ、ここから悪沢岳まで、素晴らしいお花畑が続く、「すばらしい《。荒川三山で記念写真を撮り、つぎに荒川小屋への 急な登山道を降りて行くと、今度は、山の斜面を埋めつくように、花の草原が続く。荒川小屋で昼食を取り、今度は、 赤石岳に向かう。今日は、歩行時間が多いので、緩やかな所は時間を稼ぐために歩行速度を上げ、登りは荷物が多いので ゆっくり歩いて、赤石岳を目指した。小赤石岳を過ぎ、赤石小屋への分岐で荷物をデポして赤石岳に向かうと親子のライチョウ が出てきて、頂上への道案内をしてくれた。今度は今日の最終目的地、赤石小屋まで、”登りはあと1つだあ~”と頑張って 歩くと、何とか暗くなるまでに、赤石小屋に到着することができた。途中、3日間、背負ってきたグレープフルーツがころころと 下まで転がって行ってしまうというハプニングはあったが、「ガ-ン!《、今日も無事、完歩(かんぽ)できた。

【千枚小屋~千枚岳~荒川三山~赤石岳~赤石小屋】

千枚小屋のお花畑の中を出発。 今日もいい天気ですよ。 今日も、いい天気ですよ。 小さく、赤く見える屋根が昨日の荒川小屋です。 千枚岳です。後ろは富士山です。 右側は荒川南岳です。 ?????きれい花です。さあ~なんでしょうか? ???? ?前の花とどうやら同じみたいですね。 丸山に到着しました。富士山とまた一緒です。 丸山から見た富士山です。 荒川東岳に到着しました。 あそこに見えるが赤石岳です。 次に荒川中岳・前岳を目指します。その?まえだけではありませんよ。 荒川中岳にて。 荒川前だけにて? クロユリ ・・・・・・・・・・うっ~ん!! ・・・・・・・・・・うっ~ん!! 見えますかあ?ライチョウの道案内です。 赤石岳にやっと到着しました。 赤石小屋に到着です。 朝陽か?夕日か?に染まる赤石岳です。
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8/15(水)

:【晴れ】今日は、いよいよ最終日。5時に起床して、5時45分に赤石小屋を出発。昨日のように、SさんやBやんに 挨拶をして、始発の第一畑薙ダム行のバスに乗れるように、椹島ロッジを目指す。今日は下りのコースなので、 気が楽だ。しかし、下りの連続を甘く見ると足を怪我するので要注意。今日は、足に疲れがあるので、ストックを使って慎重に 下ることにする。途中、早く出たSさんたちに会った、どうやら10時30分発のバスに乗るらしい。我々は、頑張って急いで 歩いて行くと8時15分に椹島ロッジに到着。今からバスの乗車の手配をすれば8時30分に間に合うかも知れない。 早速、当番のNさんがバスの受付をするが、4人までしか乗れないとのこと、「立って でも、いいですから、お願いします。《と何度もあま~い声?でお願いをする。でも、聞き入れて貰えなかった。 仕方ないので、次のバスまで待っているか。と、くつろいでいると「A*5番のお客様《と天の声、Nさんがトイレから 慌てて、バスの受付に行くと、もう少しで1台でますとの事。結局、9時頃、6人乗りのデリカに乗ることができ、おまけに 最初に出たバスを追い越して、第一畑薙ダムに到着。もう、そこからは東吊も首都高速も渋滞に巻き込まれずに、 予定時間よりも遥かに早く到着することができ、家に帰ったら、家族はお盆で留守だったので、久しぶり?に汗の匂いに まみれた山朊をビールを飲みながら洗濯することもできた。素晴らしい、天気、仲間と「A*5番《は、南アルプスの好い 思い出として残るだろう。

【赤石小屋~椹島ロッジ~赤石温泉(白樺荘)~東吊高速~首都高速~東北道~壬生】

早朝の赤石小屋の模様です。こんな感じで1日が始まります。 早朝の赤石岳をバックに 今度は赤石小屋の前にて 椹島の登山口に戻ってきました。 椹島の登山口に戻ってきました。 もうすぐ、椹島ロッジです。 椹島ロッジに無事戻ってきました。 これは、シナノナデシコだそうです。
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Last Update :07/08/28
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