松木渓谷~国境平~三俣山~黒檜岳~太平山


(^J^)自主山行で足尾山槐を縦走してきました~。

◆期    間:2006年11月3日~4日(土~日)
◆地    図:皇海山・中禅寺湖
◆天   気:3日(晴れ)、4日(晴れのち雷雨)
◆集合場所:大谷 5:00
◆概   要:松木沢よりニゴリ沢へ、そして国境平へ出、県境尾根を三俣山まで行きシゲト山・黒檜岳・太平山と ルートファインディングし経由し周回するコース。ニゴリ沢は渡渉。寒さ対策・熊対策を万全に!!。
◆参 加 者:A間Y江(CL)、K口S男(SL)、Y口K平、M原T之、S山S

◆第1日目(11/3)のコース
◆大谷⇒銅親水公園→大ナギサワ出合→三沢出合→ニゴリ沢小屋跡→モミジ尾根→国境平→カモシカ平(テント泊)
【感想】5時に大谷に集合後、日光経由にて足尾の銅親水公園に向かう。今日は天気は良さそうだ。 大体、予定の時間に親水公園に到着。2日の準備をして松木沢に向かって出発。松木川沿いを歩いて行くと松木ジャンダルムや先月行った中倉山・沢入山が見える。 上流に向かって歩いてゆくと、だんだん水の量も少なくなり、川幅も狭くなると 渡渉しなくては、前に進めなくなってくる。いよいよ用意してきたいらない運動靴に履き替えて渡渉の準備に入る。私は、田椊えの時の足袋でも いいかなと思ったが、石がゴロゴロして足の平が痛そうなので、以前買った500円のトレッキングシューズ、それも大夫履き古るしたものを準備した(これなら忘れてきても 大丈夫だ)。冷たい11月の水の中を10数回渡渉すると、ニゴリ沢に到着。ここで昼食をとって、正面のモミジ尾根に登る。結構な急坂でそれでも息も絶え絶えに なりながらも登って行くと国境平の手前の尾根に到着。ここには見事な彫金技術の道標がピカピカ光りながら、金メダルのように輝いて我々を待って居てくれた。休憩後、登って来た反対側に降りて、水場に向かい、今夜の水を調達。 微かではあるが水があるのはありがたや・・。こんどはいよいよ、国境平、白砂平、カモシカ平を目指す。ピークを何箇所か越えるとカモシカ平に到着。今夜のお泊りはここ。食事は天気の良く 風もないので、外で会食。暮れ行く皇海山が見えた。夜はいつものように、おいしい料理(今夜はうどん)を食べながら、楽しい宴会。宴会の寒かったので、薪を集めてきて久々の焚き火をしながら楽しんだ。こんな事って 何年振りだろう。鹿の声を聞きながらいよいよお休みとなりました。

さあ、出発進行お~
あれ、中倉山?
松木沢ジャンダルム
今日も元気で、いぐべえ~
いよいよ渡渉の準備
お~、冷てえーっ!
ニゴリ沢まできたぞー、冷たっかったなあ~
国境平だぞお~
これがゴールドプレート
燃えろお~、燃えろお~!!

◆第2日目(11/4)のコース
◆カモシカ平(テント場)→1828P→三俣山→1928P→シゲト山→黒檜岳→太平山→安蘇沢林道→銅親水公園 ⇒温泉(かじか山荘)⇒大谷
【感想】昨夜は、寒くはなっかたが、鹿が愛を囁く大声がうるさくて、何度も目を覚ました。どうやら、 そういう時期(発×期?)らしい。朝、目を覚ますとA間リーダーが「狐!狐!《と叫んでいました。驚かす悪いのでシャッターを 使わないで撮ってみましたが、分かりますか?昨夜の我々の食事の後のコッフェルのところにいる。残りのスープやバクねえかあ?何とかスープは無事だったため、朝食はスイトンとなりました。 腹減るからいっぱい食べよっと。山は食事が早いので、朝は腹が減って目が覚めるのも早い。さあって、荷物を纏めて出発、今日は 、ピークが何箇所かあるので、結構きついかな。特に三俣山まできつく、後は何とかなりそうだ。1828Pで方向が同じ人に出会う。 同じ方向に進むのはこの人だけらしい。結局、この人を最後まで面倒することになった。三俣山へは割と熊笹が多かったが、難儀すること もなく、荒い息だけで到着。その後は、疲れのためか越えてもいないピークを越えたりして、シゲト山から黒檜岳へのルートは 分かりにくかったが、しっかりとコンパスを呼んで無事到着。黒檜からはガスが発生してきたため、太平山へ向かうことにする。 太平山からはガスが多く、進む尾根もあまり良くわからなくなったが、何とか下る尾根を発見し、無事、雨量計のところに到着。 その安蘇沢林道を下ることになるが、ここの途中で雷雨に遭遇する。真っ暗くなった林道を雷の稲光の明かりで、林道にできた 水溜りを避けながら、無事、銅親水公園にびっしょりになりながら、熊にも出会わずに無事到着。その後、山であった某さんが 銀山平まで歩くしないとのことなので、我々が送っていった。(何て、親切な人達だろう。下界にはあまり居ないよね。山の人って優しいねえ~。) かじか山荘でお風呂に入って無事、大谷に帰着。国境平といい、カモシカ平といい、白い砂があってとても良い所だった。 県内の山にもまだまだ素晴らしいところがあるんだろうなあ~。皆さん、また、来春からどこか見つけましょう。

見えるかなあ~、キツネちゃん
皇海山に雲が
ここ歩いてきたのお~
シゲト(男)山だ。
黒檜岳にて
天下、太平山にて
着いたぞ~、雨量計だあ!
おまけ、これがカモシカ平だよ~。