定例山行〜北八ヶ岳(東天狗・西天狗)

日時

2006032526日(土・日)

山域

上越国境

地図

125000

 

集合時間

壬生 5時00分

概要

天気が良ければ南アルプス、北アルプスの展望を楽しめるはず。東天狗は北八ヶ岳一の360度の展望と言われている。ただし、天気が悪ければ最悪かも?気温はマイナス10℃位?テント泊なので防寒対策要。

参加者

Y口(CL)、S木(SL)、A間、I籐、K島、N科、S山、H谷、H谷M子 以上9名

参考タイム

【25日】壬生(5:00)⇒壬生IC⇒中央道⇒諏訪IC⇒渋の湯(10:05)→黒百合平(12:0513:00)→東天狗岳(14:10)→西天狗岳(14:3014:45)→黒百合ヒュッテ(15:40)“宴会は16:00からで〜す

【26日】黒百合ヒュッテ(6:45)→中山展望台(7:20)→高見石(8:00)→白駒池(8:25)→賽の河原→渋の湯(11:30)⇒尖石縄物館(昼食)♨たてし権現の湯⇒上田菅平IC⇒伊勢崎IC⇒壬生(18:20)※⇒車移動、→歩行。

 

2006325日、今日はUHCの定例山行で北八ヶ岳(東天狗・西天狗)を目指すことになる。午前、5時、いつものように壬生を定刻どおりに出発。今日は、壬生ICから首都高速を経由して中央高速の諏訪ICまで高速を利用。途中、都内を通過中に桜が白くほころびかけているが目だってきた。やっぱり、春はそこまで来ている。そんな事を考えながら、車を運転していると主都高速の料金所だ、Y口リーダーの車はETCを装着のため料金所の通過が早い、待っていてくれた筈だが気が付かず追い越してしまう。中央高速を運転していると、いつも、荒井ユーミンの「中央フリーウェイ」の曲を思い出してくる。「中央フリーウェイ・・・あれはビール工場・・・まるで滑走路♪・・夜空に続く・♬・♪」だったっけ?そんな事を考えていると、山梨県に入る。眼前には、雪化粧した中央アルプスが迫ってきた。右前方には、本日の八ヶ岳連峰だ。中央アルプスの山並みを眺めつつ車を運転していると、諏訪ICに到着。結構、長かったなあ〜。こんどは諏訪ICから駐車場のある渋の湯を目指す。三井の森のゴルフ場を通過して、ジグザグな道路を走ると、行き止まりが渋の温泉の駐車場だ。渋の湯駐車場の料金は1台1000円。渋の湯駐車場にて腹ごしらえと軽いストレッチの後、テントを含めた共同装備の運搬割当を行い黒百合平を目指してスタート(10:05)。途中、温泉の主人からカギ預けっててえの声。「じょあ、よろしく!!!」途中、橋を渡り黒百合平への登山道へ向かう。トレースもしっかりしていて、凍っているところもあるが、つぼ足で歩いても大丈夫だ。「ワイワイ・ガヤガヤ・・・」とこの晴天の中を歩くこと、2時間弱。「あ〜、腹へって来たな〜。」「もう少しで、黒百合平だかんねえ〜。」お〜、やっと着いたぞ〜。「それでは、昼食を食ってから、今夜の宴会場?じゃなくて、泊まるテントを張ろう。」(12:0513:00

(出来上がった宴会場いや、テントの前で)

テントが出来上がったので、宴会時間にはまだ、早いので「東天狗・西天狗」へ行こう(予定の行動)。13:00に東天狗岳へ向けて、アイゼンを装着して出発。出だしは、なだらかな斜面を登り、東天狗へ向かう。途中、急な斜面をトレースに沿って登る、疲れはあるが、なんたってこの天気。無事に14:00に山頂に到着。すでに、山頂には何組かのパーティーがいました。ここで休憩をとり、疲れた足に梅干でクエン酸とNaclを補給し、「すみませんが、シャッターお願いします。」記念撮影。14:10、正面に見える西天狗に向けて出発。西天狗への斜面には綺麗なトレースくっきりついて、楽しく歩きそうだ(上からみると)。

東天狗岳

西天狗岳

東天狗岳にて記念撮影「南八ヶ岳をバックにイエ〜イ!」

東天狗を少し下って、西天狗に向かう。S木SLが雪が深いため、先頭をH谷さんに交替。H谷さんは足が長いので、後ろの人と歩幅が合わないので、あまりラッセル・・・?それでも、歩くこと20分(14:30)、西天狗に到着。山頂では、A間さんから先週、県連の登山楽校で登ったコースを教えてもらう。「へエー・・・」ここからの展望は文句なく最高だった。上記に記した概要どおりの展開となった。

「はい、お疲れ様です。早くテントに帰って宴会する?」

「あれが赤岳でえ〜、あれが阿弥陀岳かあ〜。」

西天狗岳の山頂にて

赤岳、南アルプス、北アルプスの展望を堪能しつつ、山頂で休憩をとる。それでは、さあ黒百合ヒュッテに向けて出発(14:45)。途中、東天狗岳の斜面をトラバースしながら、黒百合平に向かう。何組かのパーティーを追い越しながら、ベースキャンプを目指す。歩くこと、1時間弱、下にテント村が見えてきた。「この斜面、尻セードで降りようかな?」しかし、雪が深くて中々前に進まない。仕方なく、歩くことになる。テントに到着(15:40)。日が伸びたねえ〜。今日の全行程は、みんなの頑張りで予定どおり、終了。ご苦労さまでした。「宴会は、4時からだよ〜。」4時から始まった宴会、いや、慰労会はおでんをメインとして、各自が下から背負ってきた、酒とそれぞれの肴と盛りだくさんの料理と飲み物、今日の山行の達成感といろいろな話に盛り上がった。たのしい夕食だった。これだからテント泊って疲れるけど止められなくなるよね〜。これ以上、盛り上がった宴会を続けると回りの人の迷惑になるので、この辺で打ち切ってお休み(20:00頃)。翌朝、風の音で目覚める(4時頃、出かける準備しているパーティーがいる、「今日は、風が強いので雨具を着てゆくように・・・」との)会話が頭の上で聞こえた。我々は5時起床、それから朝食の準備。朝食は、夕べのおでんのスープを使った雑炊である、何と、S木SLは下から卵を背負ってきた。よく割れなかったもんだねえ・・。おでんのスープを使った雑炊は最高の朝食だった。ごちそうさんです。それでは、朝食が済んだら出発の準備だ。黒百合ヒュッテを6:45分にまずは中山展望台に向けて出発。ひたすら登りが続く、ここの中山展望台を過ぎれば、高見石までは下り、途中、何組かとすれ違い、高見石に到着(8:00)。ここで休憩、「折角だから、計画どおり白駒池まで行ってこよう」とリーダーの声、下り坂を一気に降り白駒池に到着(8:25)。雪と氷に覆われた白駒池を対岸に渡り、高見石を経由して、渋の湯を目指すことにする。白駒池を渡るときは、氷が割れはしないかと心配だった。「こういうときは、共同装備等の少ない人、落ちてもパーティー全体に影響が少ない人が先頭になるのがベター。」との事。「俺、わずかながら共同装備を持ってるから、後からでいいや。」白駒池から高見石分岐までは、だらだらとした登りを行く、どうやらここはクロスカントリーのコースになっているらしい。随所にコースの標識が見られた。高見石の分岐を賽の河原に向かう、渋の湯には11:30に到着。山行の行程をほぼクリア。あとは途中で昼食を取って、温泉につかって家路に向かうことになる。昼食は尖石縄文博物館の駐車場にて、ブルーシートを敷き、野菜炒めと韓国ラーメンをさながら花見会のような雰囲気で食す。帰りには、行ったり着たり、右往左往しながら、素晴らしい山行の締めくくりにあった温泉を探すこと、約1時間、やっと♨たてしなの里権現の湯を当てる。ここの温泉は浅間山等の山々が湯船から見渡せる素晴らしい温泉でした。温泉を出て、佐久から上信越高速にのり壬生には18:20に到着。素晴らしい天気、展望、仲間の3拍子揃った山行でした。リーダーをはじめ、素晴らしい山行を企画・演出・出演してくださいましたスタッフの皆さん、ありがとう御座いました。(SS記)

それでは、テントの前で2日目の始まり

中山展望台にて

白駒池にて

賽の河原