県連ロープワーク勉強会実施報告 |
非常時の備えとして、栃木県勤労者山岳連盟(栃木労山)は、救助隊主催のロープワーク勉強会を 実施しましたので報告致します。 |
日 時 | 2010.2.6(土) 9:30〜10:00(準備) 10:00〜15:00(ロープワーク講習) | ||
講習のねらい |
・非常時用に山行にカラビナやスリング、ロープを持参するケースは多い ・その使い方については、時々復習しておく必要がある(特にリーダ) ・新入会員にもロープワーク技術を体感してもらう必要がある | ||
講習場所 | 日光市大沢IC付近の特設会場 | ||
準備するもの | 昼食、皮手袋(ロープを扱う)、飲み水 | ||
必要装備 |
・ハーネス、スリング(2〜3本)、ユマール、プーリー、 ・確保器(エイト環、ルベルソ、ATC)、ロック付カラビナ×1個、 ・カラビナ×2個、ロープの切れ端(練習用2〜3m) (※持っている方は持参下さい。なくても対応可) | ||
講師 | 栃木県勤労者山岳連盟 森初芳救助隊長 | ||
参加者 | ・クラブマウントアンサンブル:3名 ・宇都宮ハイキングクラブ:23名 ・野木山想会:2名 合計28名 |
◆概要
2010.2.6(土)午前9時30分頃、大沢IC付近、旧今市木和田島の特設会場に、あいにくの 雪にもかかわらず、栃木労山会員28名が集合し、ハーネスやカラビナなどの装備を身につけ、 10時から、救助隊主催のロープワーク勉強会がスタートした。 |
![]() 下降器による懸垂降下の実技訓練 |
![]() 下降器による急傾斜懸垂降下訓練 |
![]() アパッチの訓練 |
![]() 固定ロープ活用したバランス訓練(滑りやすい丸太渡り) |
![]() 急傾斜だが足を使える場合のロープ登攀訓練(ユマール等を使用) |
![]() 足を使えない場合のロープ登攀の登り方を指導(足を掛ける簡易アブミ等を使用) |
![]() 足を掛ける簡易アブミ(ユマール、スリング使用)で登攀訓練 |
![]() 固定ロープ渡り(プーリーを使ったロープ渡り)訓練 |
私は昨年10月に入会したばかりで、ロープワークと言う言葉の意味も知らずに好奇心で
勉強会に参加させて頂きましたが、あらためて振り返ってみると無我夢中の1日でした。 当日は朝から降り出した雪が止まず、会場に到着すると一面雪化粧でした。 計画書に荒天中止となっていましたので、こんな状態で出来るのか不安でしたが、 先輩が会のハーネスを選んで下さり、ハーネスを装着させてくれましたので、 雪の中でもやるんだと少し緊張しました。 講師は県連救助隊長の森初芳先生です。ロープの結び方やカラビナの使い方、 その他の器具を使い方を、覚えきれないくらい沢山教えて頂きました。 このようなロープや器具等の装備を使用することで、安全に山登りができることを 体感することができました。 改めて、クラブに入って良かったと思いました。これからも、このような機会があれば 参加したいので宜しくお願い致します。 |
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